2014年10月23日木曜日
長寿の実〜ムベ〜
朝夕の寒さ けれど昼間は少し動けば暑いと感じる
だが 確実に季節は巡りて 吹く風に 秋の深まりの香りとほんの
少し冬の匂いが含まれている
夜に入ると急に寒く感じられ 暖房が恋しい・・・・
今日は暦の上で「霜降」
露が湿気に結ばれて霜となりゆき震える 朝夕ぐっと冷え込んで霜が
降りる頃 いよいよ秋はフィナーレと進みゆく
昨日 出かけた近江八幡で こんな果実に出会いました
立ち寄った丁字麩のお店 そこの展示棚に飾られて・・・・・
思わず惹きつけられ 何度もひとつ手に取り 眺めてはいいなあ〜
でも飾りだものね お店のレイアウトに使っているものね
自らに言い聞かせ その場を離れるもののまた近よって眺める始末
アケビの仲間ですか? 秋の実の横に説明書きが・・・・「むべ」
知らない 初めて聞く名前 アケビの仲間なのかとも・・・・・
違いますとの返事
「食べられるのですか」
「半分に切って中味をいただきます」
「ゼリー状の果肉で美味しいですよ」
ついに ひとつ差し上げます どうぞ と袋まで用意して・・・・
スケッチもしたいから 枝がついているのをいただけますか と
まさに図々しく 厚かましいですね 二ついただきました
今朝 皇室に献上したのですよ 袋に果実を入れながら説明をして
下さって そのような高貴なものをいただいてよかったのか・・・と
この近辺で採れるのですよ
後生大事に抱えて 潰さないようにと 我が家に帰り着くとすぐ
カメラを向けて お店の展示も写真に撮らせてもらいました
むべ 初めて知った果実 調べました 驚きました
果実ムベ 皇室に献上へ 近江八幡の神社
七世紀に天智天皇に差し出したといわれのある果実ムベを 近江八
幡市の大嶋・奥津嶋神社が この22日に 皇室に献上
アケビ科の植物で 老夫婦が天智天皇に長寿の秘訣を尋ねられた時に
差し出し 食した天皇が「むべあるかな(もっともなことだなあ)」
と発したと言う言い伝えがある
同神社によると 30年ほど前に一時途絶えたが 十二年前から再開
古くから毎年献上している(朝日新聞 滋賀版 記事より)
アケビ科の一種で 春に白い花をつけ 秋に鶏卵より大きい楕円形の
実を結ぶ 長寿を祝う贈り物に最適の果実
この木の葉は 幼木の時は3枚 その後5枚 実がなる頃は7枚にな
るので「七五三の縁起木」とも言われている
皮・実を原料に飴やかき餅 酒やジャムなどの加工品に仕上げ 地域
の特産品として販売しているそうです
(近江八幡市津田干拓地で栽培) 長寿を祝う商品として人気
あとでいろんな事を知り ありがとう ともらってきてよかったのか
と思ったりしています でも 嬉しいですね
長寿品 お祝いに最適 そんなものがいただけたなんて
小躍りして喜んでいます
感謝を忘れずに 頑張って 生きなければね
青い実から紫色に変化して行く 美しい
この紫いろんがなんとも言えない 高貴な色合いです
ちょうど皇室に献上したその日に接して 同じようにいただけた
その幸せに 感謝です
随分 遥か彼方の昔から重宝されてきた果実
昔も今も変わらずに 健康には関心が深いのは 同じですね
でも 現世より 命は短かったでしょうし それはそれなりに気を
つけたのでは それに今ほどややこしい病気もなかったかも
今は 豊満すぎますね あまりにも贅を尽くしすぎて 余分な病気を
作っている嫌いもありますね 腹も身のうちなんだから・・・・・
祝い事の木だから 人気があって結構植えている人がいるのですって
でもつる性ですし 大きくならないと実が稔らないから 我が家のよ
うな 小さな庭では無理です 諦めです
でも 花は素敵ですよ
産地では アケビやムベの販売 ムベ狩りも開催しているそうです
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