2016年10月3日月曜日
神秘さと恐怖との狭間で・・・・・
朝から雨が降ったりやんだり 変な天候
どちらかにしたら如何ですかと言いたいほど はっきりしなさいよ!
と叫びたい 秋雨前線の影響なのでしょう
やっと夕方遅くになって雨が上がった様子 ではちょっとご近所まで
用を済ませての帰り道 日が暮れゆく速さ
家を出る時は まだ明るかったのに30分も経っていないのに
もう薄暗く闇が迫ってくる感じが漂いはじめている
だが 見上げた空 家々の谷間から見える空
燃えている ああ〜明日はいいお天気なんだ と思いつつも
そのすごさに よし〜土手へ上がったら もっと壮大な夕焼けが
見えるかも すっかり日の暮れた道を急ぎ足で堤防へ駆け上がった
そこで展開された天空 目の前に広がった空
威圧感が広がり 恐怖心が・・・身がすくみました
地獄の釜の蓋を開けた如く 燃えたぎっている
ああ〜身も心も 溶けてゆく 焼けただれていく
恐ろしさが攻めてくる
だがこの上ない神秘さがある 神秘的な美しさ
恐怖と神秘とのせめぎ合い
どちらも凄い
堤防はススキの穂が揺れるだけ 誰一人歩いてはいない
もう暗く人の顔も 誰かみ分けがつかないほどに暗い
今に 焼け焦げた空が消えて闇が 襲ってくる
その前に立ち去らねば 地獄に連れ込まれる
赤く燃え立つ地獄が 竈の蓋を開けて・・・呼んでいる
おいでおいでと・・・・・呼んでいる
捕まらないうちに 連れ込まれないうちに 立ち去らねば・・・
土手を下り地上に立った時は 解き放たれたかのように身も
軽くなり 速歩で家に・・・・・
何というすごさか 自然のなせる業
恐ろしくもあり 恐怖心に身を包まれ
いっとき何処かを彷徨ったかのように
だが美しい そこに横たわるのは 自然の美しさ
神秘的な美しさ
神秘さと恐怖さと入り交じる その神秘の輝きに酔いしれて
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