2015年11月24日火曜日

舞い散る木の葉



朝からお天気良好かと思えば はっきりしない
雨が今にも落ちてきそうな雲行きになったかと思えば すぐにお日様
が顔をだしてご機嫌伺いをする
一応 晴れたのは嬉しい事だが なんとなんと風が強く なにもかも
吹き飛ばされそう
頭の上では 髪の毛が 好き勝手にダンスをする始末
折角 ときつけた髪も哀れきわまりない姿に・・・・・そして冷たい
ああ〜11月も終わりに近づいているから 当然の冷たさ
冷たい風と鈍色の雲と 冬が来ている そこまで
この感覚は冬の始まり 今まで体で感じ覚えてきた冬の始まり
今年は暖冬とか 年内は厳しい寒さはないとか・・・・・
嬉しいけれど感じがでませんね もうクリスマスの月になるとは
思われないほどの日々なのに・・・・・
この強い風で木の葉が 舞っている 
狂ったようにハラハラとヒラヒラと いや激しく枝からもぎとられ
どこかに飛ばされて行く
まだ ここにいたいのよ もう少しこの枝で 人々の暮らしを眺め
たいのよ そんな声に耳を貸すこともなく びゅ〜っと吹き付けて
一瞬でどこかへ追いやられていく
何処へ行くのか どこへ旅立つのか 気の向くままなのか
どこへも旅立てなくて 舞い落ちたまま すくむ木の葉・・・・・
おまえたちは何処へも行かないのね 親元を離れたくないの?
でも少しだけ旅をしない すぐ近くまで 我が家に来てよ
一枚 いちまい思いを込めて拾い集めた木の葉
風がビュウビュウ吹く中で・・・・・
我が家の玄関先で・・・・ 
名残惜しい秋を ほんのひと時 楽しませてもらうことに・・・・
ありがとう 美し色合い 自然な色はなんと良い色か
人工では出せない色 絵の具をこね合わせても 染め粉を混ぜ
合わせても・・・・・
春は芽吹きと同時に花を愛でて その花の舞い散る姿の艶やかさ
その艶やかさはないけれど 風に乗って舞う木の葉も格別なもの
日本の象徴 桜の樹 大きな葉も小さな葉も どれも美しい
やがて裸になって冬の眠りに 胎内では春の準備に追われながら
小さなちいさな幸せをありがとう

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