2016年6月17日金曜日
コンロンカが鮮やかに・・・
陽が落ちて あたりが夕闇に包まれていく
昼間の暑さはいずこにか
冷たい風が 忍び寄ってくる 一日の疲れを 振り払うかに
おやっ 窓を開けたまま それでは 吹き込む風が冷たすぎる
急いで窓を閉めなくては
月もなく 暗い夜
闇に紛れて 夜の精が押し寄せて来る
いやいや 闇夜ではないはず
満月が過ぎたばかり 十六夜の月のはず
月の光に紛れて夜の王が 攻めてくるのか
今は 雲間に隠れているだけ
やがて輝くはず
今しばらくの辛抱
だけど 冷たい風が吹く
月が輝けば 夜の灯りがともり 闇夜は去りゆく
恐れることはない
闇の王は去りゆく
ああ〜 なれど窓を開けようか
いやいや 夜陰に紛れて
忍び寄る 心に忍び寄る
寂しさというものが 孤独感が・・・・・
それはいっ時のこと
月の光に照らされて 祈れば
安らかに 心解きほだされる
昼間の陽の光に まばゆく 揺らめいていたコンロンカ
ハンカチの木とよくよく間違えられる コンロンカ
夜の帳のもとで くっきりと白さが浮き出て 煌めいている
’13・6・20 記
今年も 忘れずに咲き乱れています
花は優しく美しいのに 樹形は 少々お行儀が悪く 枝先は 蔓の
ごとく伸びて あちらこちらを向く始末 それが日をえて育つに
つれて本来の枝になる
でも目に鮮やか 涼やかです 夜目にもくっきりと 存在感を
示しています
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿