年末から帰ってきていた息子が
今日 午後 勤務地へ戻っていきました
長い休日でしたが
彼にとってよい休暇だったでしょうか
用意したおせちを 殆ど食べ尽くしたはずだけど まだ残っています
これから 相棒と二人で ぼちぼち
お料理していくことにしましょう
昨年の冬 友人がレタスの苗を三株 下さいました
狭い庭なので 育てる場所は・・・・・?
今まで 花は植えて楽しんでいますが
口にする植物は ハーブを植えているだけで
本格的に野菜を植えて育てることなど 実行したことがないので
どうしましょうと 思案・・・・・・
友人は プランターで 育つから大丈夫よ と
アドバイスまで添えて下さった
かなり大株なので 大きなプランターに二株しか植えられず
ふたつのプランターに分けて育てていました
夕食の支度のたびに 庭に出て レタスの葉をちぎり 食卓に色を添えていました
このお正月 ただでさえ 野菜不足になりがちなお料理が多い中で
もぎたてのレタスは 助かりました
新鮮ですから 瑞々しく 色も鮮やかで しかも無農薬
その美味しさ 抜群です
ただ 水をあたえただけなのに
ちぎってもちぎっても 新しい葉が生まれてきて
近くに住む 親しい友に おすそ分けまでしました
今まで家庭菜園をしたことがなかったので こんなに育つのかと驚きでした
畑のことを思えば プランターの狭い土の中でも育つレタスを見て
子どもの頃 戦争が終わったあと 食べるものが無く
庭を 畑にして 父母が 懸命に野菜を育てて
私たち子どもに食べさせてくれたことを ふ〜っと思い出しました
野菜を作るような土ではないのに 懸命に耕し なすび トマト 胡瓜
トウモロコシ 玉葱 馬鈴薯など種を蒔き 慈しみ 収穫があった時の喜びは
どんなに嬉しかったことか・・・・・
肥料をやること 草を抜くことなど いろんなことを言われるままに手伝い
そのそばでは 鶏が 草を 貝殻をついばみ その鶏の卵が タンパク源になり
なんとか たべて生きてゆくことが出来ました
汗を流し 生きることに一所懸命だった あの時の光景が 甦ってきます
今のように 捨てるほど食料が有ったわけでない
スイートなんてしゃれたものもない
みんな何処でも 誰でも 生きてゆくことに 必死だった
貧しかったはず 何処でも 近所のみんながそうだった
でも 貧しくてつらいとは思わなかったし
みんなで力を合わせて生きて行く
そのことで家族の絆は強かった しっかりと結ばれていたように思う
だが 今は なんと贅沢な そして 昔ほど 家族の絆が・・・・・
我が家が 絆がないというのではなく
何処かが・・・・・・
貧しかった 苦しかった 食べるものも充分にはなかった
でも 幸せだった いつでも母の懐に飛び込める暖かさがあった
そこには しみじみとした幸福感があった様に思う
戦後の発展は 凄まじい発展をしてきたが
そのことで人の心が 少し 否 何処か
違ってきたように感じることが多くなってきた
父母はもうこの世にはいませんが 昔を 懐かしく思い出しました
レタスは 野菜不足の貴重な手助けとなってくれ 感謝してます
虫とも友達にならず まだまだ食べられそうです
いつまで元気でいてくれるのでしょう
ありがとう 感謝! 明日もいただくことにします
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