朝から陽は燦々と輝いて
春らしい雰囲気でした
しかし 風は相変わらず冷たく
夕方 日が落ち始める頃は
思わず寒いね という挨拶が生まれる程
午後の陽射しをいっぱいに浴びて
侘助の花が 喜びで溢れていました
何年か前に 小さな苗木を
相棒が 求めてきました なんでも侘助が 好きだとか
園芸店で これを求めると
鉢を抱えていました
それから ず〜っと我が家に住み着いて
毎年 美しい色合いを見せています
椿の仲間でしょうけれど
随分と早くから咲き
2月の寒風の中でもけなげに咲いていました
しかし 矢張り咲き始めた頃は
寒そうで 元気が溢れているとは
見えませんでしたが 今は もう表現のしようがない程 にこやかです
侘助は 中国原種に由来すると推測される「太郎冠者」という品種から
派生したもの 普通の椿に比べ 花は小型で 猪口咲きというだけあって
全開に開くのではなく 八分咲
花言葉は 簡素 控えめ
花言葉のように 控えめに咲き わび さび 奥ゆかしさを感じます
求めた時から 何もせず 年一度ぐらい肥料をあげるだけで
鉢も求めた時に植え込んだまま それでも毎年 沢山の花が開きます
まさにけなげです いっぱい花がつく けれど目立ちはしない
ごくごく控えめに咲く 普段は つい忘れがち いつのまにかピンクの花色が
目について ふと気づく あら今年もお会いできましたね と・・・・・
相棒は その控えめなところが好きなのでしょうか
優しいピンク色が 気に入っているのでしょうか
聞きもしませんので解りませんが 冬のさなかから咲き始める
灰色の空の下 冷たい風の中 控えめにピンク色が 揺らいでいるのは
ホッとする何かがありましたから・・・・・・いいものですね
まだまだ蕾がついていますから しばらく楽しめます
ご近所の椿が 2〜3日前から咲き始めました
大輪で 美しく立派で 存在感があり 道行く人を楽しませているようです
でも この控えめな咲き方の侘助も とってもいいもので 馴染めます
ありがとう!!
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