2010年6月13日日曜日

明日香の村で〜続き・白い花〜

天気予報通り 朝から雨
お昼頃から激しい雨・雨
とうとう来たか!という感じ
梅雨入りでしょう
暫くは 湿気に悩まされます
農作物にとっては必要な季節
まあ〜堪え忍びましょう!
明日香への旅の続き
聖徳太子生誕にゆかりの寺
橘寺へ・・・・・
仏頭山を背景に白壁の築地塀を
巡らしたお寺 
太子建立の7寺の一つ
太子が父用明天皇の別宮を
寺に改めたのが始まりと伝わる
発掘調査の結果 当初の建物は 
四天王寺式伽藍配置の壮大な
物だったことが判明している
皇族・貴族の庇護を受け栄えたが 
鎌倉期以後 徐々に衰えた

しっかりと入場料を払う
境内にたかさ1mほどの石像で
左右に善相と悪相が彫ら
人の心の二面性を表現している
二面石がある 
五重塔跡などがあるが 
そのほかは 歴史を感じるものの

感嘆するほど 心に残るものが無く
往生院で見た天井画は 新しいらしく 古さは感じられず
ちょっとがっかり
これも時代を得るに従って 良さが生まれてくるのでは
でも天井画は しんどいです 頭を持ち上げての鑑賞は 首が痛くなります
畳の上に横になって観れば また違った味わいが生まれるのでは
新しい院から出ると 陽射しが 眩しく 瞬きをしてる目の中に
飛び込んできたもの 一瞬 雪と思わせるほど 庭が白くなっている
近寄ってみると なんと花 花 白い 白い花が一面に・・・・・
花 なんの花とよく見ると 立て札が「ギンバイソウ」と
美しい花です 可愛らしい
夏に咲く花で 杯のように咲くので銀盃草と呼ばれるようで
背も低く 地をはうように伸びてゆく
花が終わった後 刈り込むとまた咲くとか
なんでも 原産地は チリ・アルゼンチン
ナス科 アマモドキ属の多年草
英名は Whitecup
ニーレンベルギアに似て この項目では 別名をギンバイソウと言うそうです
原産地は 熱帯アメリカとか
ですから 少し違うと思います ベルギアの方は背も高くなります
銀盃草は日陰に強く 湿気を好むとか・・・・・
古い歴史に彩られた寺院の境内で 白い清楚な花が 一面に広がって
咲き乱れている姿は なんとも言えないものを感じます
聖徳太子が生まれた頃には なかった花でしょう
原産地が 遠い遙か彼方の国ですから お寺の方が植えられたのでしょうか
いいですね 
二面石を眺め いつの時も善い顔でいなければ・・・・・
しかし顔の相は 急に作られるものではないはず 日頃からの行いすべてが
関係してくるでしょうから 心して生活しなければ・・・・・
と実感しました いつも穏やかな 豊かな顔つきでなければ・・・・・
白い清楚な花のような心で過ごしたいものです
二面石の写真もありますが・・・・・花の写真が載せたくて

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