2015年4月23日木曜日

展覧会の梯子〜Part Ⅰ〜



天候に恵まれてお昼前から美術館巡り
初夏の陽がキラキラ輝く もう日傘が欲しいと感ずる陽ざし
空はあくまで青く 六甲の山脈が 美しい稜線を際立たせて
緑に燃え立つ木々が 鮮やかに光っている
久し振りに 美術館の梯子を・・・・・
体が 疲れないでもつか 歩けるのか 足は大丈夫かと 一末の
不安を胸に まずは兵庫県立美術家へ
「堀 文子 〜一所不在・旅〜」展
まえまえから気にかかる画家 なんとも言えない画風 面白い
楽しい 観る者を惹きつけて離さない
堀文子画文集と「花のスケッチ集」の2冊を 時々 ページを紐
といて眺めていただけに 展覧会が開催されるというニュースを
耳にした時は 絶対 どうあっても 見に行くと決めていました
やっと その願いが叶って・・・・・・
現在 96歳 その生き様 年齢を感じさせない力強さ
驚きと共に感動 100歳に近い その生命力のすごさ 絵が描ける
その心 思い 日々の生活 信念 生き方 全てがなせるのでしょう
ご本人自身の言葉「一所不在・旅」をテーマとして 飽くなき好奇心
80年にわたる生き様を 初期から最新作まで 130点展示
その作品の展示の間にご本人の言葉 信念が表示されていましたが
どの言葉も 心に響き 心の中をえぐり取られるような感覚にも・・
今の時代と異なって 昔は大変であったであろうという世で常に
自由を求め 「群れない」「慣れない」「頼らない」という信念を
貫いて 常に 追求と挑戦を続けながら作品を 描き続ける
その新鮮な感覚 感動に満ち溢れて・・・・・
言葉の一部です
〜捨てるといことが 大事なことだと 私は思っています
 そうしないと次の感動は 生まれてきませんから〜
〜自由とは 命懸けのこと〜
〜ともかく どきどきしていたいですね
 いきていることは 毎日が初体験ですから〜
〜私は 人生の折り返し地点は五十歳 そこからは 残る時間を
 人にゆずらず 自分の決めた目的に向かって進むしかないと
 思いました〜

どれもこれも身にしみる言葉です  毎日が初体験 どきどきしたい
そう そんな暮らしがしたい そう思います
そうできれば 感性を磨いて 物事全てに 耳を澄ませ 敏感に
捉えれば どきどきも生まれる 新しい発見もあると思う
とにかく刺激を一杯に受けて 美術館を後にして 次なる会場へ
その前にランチを・・・・・
素敵な隠れ家のような処で ランチをいただきました
美術館から歩いて行ける近場で・・・・・・
この続きは Part Ⅱ で

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