2015年8月10日月曜日

指名手配の花は・・・



関東地方では 猛暑日が去った様子なのに 関西では猛暑日襲来
いやはや 秋近しと言えどもまだまだ先は長し このトンネル いつ
抜けられるのか 先の光も 影も 見えぬほど
暑い陽射しの中 近所を少しだけ散歩 そこで見つけた花 ランタナ
どこにでも咲いているし よく見かける 珍しい花ではない
丸く手まりのように咲き 花の色が変化してなかなか味わいのある花
昔 我が家にもあった
激しく色が変わる種類ではなく 白を中心として僅かに変わる程度
殆ど変化しないと言っていいと思う
その花 白の清潔さに 引かれて可愛がっていたのだが 庭を改造
した時 最初に植え込みをしてもらった園芸店のお兄さんが 次の
年の秋の終わりに メンテナンスですと 覗きに来てくれました
その時 勝手放題に伸びていたランタナを 春に芽吹きますからと
ばっさり剪定 だが春は巡りても芽は出ることなく枯れ行きました

ランタナ あちらこちらの庭で 垣根でよく見かけます
さまざまなスタイルで 花を咲かせています
なんとなく気になったので 本を覗いて見ました
思いもかけない言葉が連なっていましたので びっくり へえ〜と
感心したのか 驚いたのか どう言えばいいのか・・・・・

「花おりおり」湯浅 浩史著 朝日新聞社
〜南アフリカの園芸ショーをのぞいて驚いた 植物の指名手配の
ポスターがあり そのひとつがランタナ
オーストラリアの新聞も雑草扱いで 引き抜けと書く
鳥が果実を食べて播種するので 熱帯・亜熱帯では猛烈に繁殖
棘のある藪になり 始末におえない
温暖化する日本でも 暖地は要注意〜  原文のまま

こんな事 全然知りませんでした 育てている方達は ご存知
なのでしょうか そういえば 我が家のランタナを剪定する時
お兄さんは これは植えない方がいいと・・・だけど 白さが気に
入っていたので残して と・・・・ このような理由があったから
言われたのかなと 今にして思います
だけど 普通の園芸の本を紐解くと 次のように書いてあります
〜春から秋の長い間に咲く手まり状の花は キャンディーのように
鮮やかな色彩
花が少ない夏の庭の色味として 貴重な存在です・・・云々
育てるPOINT
生育に必要な最低温度は10〜13℃ 温度さえ保てばいつでも
新しい枝を伸ばし 花芽はその新しい枝の先端に出来ます
花が咲き終わったら 早めに二分の一位の場所で切っておくと
晩秋まで繰り返し花が楽しめます 耐寒性 耐霜性ともに弱い
ので 晩秋にコンパクト切り戻して冬越しを・・・・云々 と
あります〜ガーデニング基本大百科 より
これは どちらがどうのではなく 考え方 育て方かな
でも 日本の気候も亜熱帯的になってきてますから いかに
こう記したからと言って 植えているのが悪いというわけでは
ありません
とても 愛くるしい 可愛い花です
この花も ある家の道路沿いの敷地内に植えられていて 
通るたびに和みます
育てる土地によって 気候によって 違うのでしょうが
まずは 手入れの方法が大事なのではないでしょうか

0 件のコメント:

コメントを投稿