2016年3月3日木曜日

女の子の祝祭日



女の子の祝祭日 ひな祭り なんだか嬉しい
年老いて女の子と呼ぶには ちょっと首を傾げたくなりますが
でもおんなは女 ささやかに雛人形を飾りました
ただ嬉しくて それに一年に一度の逢瀬ですから 狭苦しい箱から
解放してあげて・・・・菱餅も あられも 甘酒もなにもないけれど
それでも昨日桃の花は活けましたから お雛様の前で ももいろの
桜餅を戴きます 美味しいお茶を入れて・・・・・
幾つになっても女の子の祭は 嬉しいし 心が華やぎます
段飾りのお雛様も立派でしょうが こうした可愛い雛も 部屋に
ちょっと飾ってあると なんとはなしに心が和みます
上のお雛様は 友人が彫った作品です
一刀彫りの立雛
木の塊から彫り上げ 彩色していくのですから 一体をつくるには
相当の時間がかかるはずです
もう何年前でしょうか 彼女とコラボして展示会をしました
二回ご一緒しましたが その後は手を痛められ のみを持つことが
叶わなくなって・・・・・
作品展ではとても評判がよかっただけにとても残念です・・・・・
手の動きが健在の時 戴いてよかったと思っています
写真下のお雛様は トールペインティングをしました
お稽古の教材で 飾るほどのうまさはないのですが それでも一生
懸命 作業をしたのですから 部屋の片隅に飾ることにしています
子ども頃が懐かしいですね ひな祭りの歌をよく歌ったものです
なにか特別なことを 親がしてくれたという記憶は あまりありま
せんが なんとなくおぼろげに楽しかったという記憶があります
ひな祭りは中国から渡来したそうですが いつ頃だったのか
すっかり根付いていますね

各地で いろんな形でお雛様が飾られて 中には町ぐるみ 村も
各家いえで 軒先や玄関先に飾り 自由に見られる 見せている 
そのような処を 一日ゆっくり歩きたいと願っていますが なかなか
実現しません
それでも徳川美術館の徳川のお雛様は見たいと・・・・・
実現可能を願っています
ひな祭りにふさわしく暖かい日が静かに暮れてゆきました
明日の夢と希望をのせて

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