2018年4月17日火曜日

再び桜の花の下で






4日前に歩いた道
八重桜が 風にあおられて 花びらが舞い踊っていた
花吹雪の下を・・・春の終わりを感じながら 歩を進めた
その日から4日目 再び木々の下を 歩いた
あの時は まだ花が煌めきながら 旅立ちの準備を始めていた
が もう木は どの木もすっかり新緑に包まれて 瑞々しさが
漂っていた それでも旅だちたばかりなのか 花びらたちは
路上で肩寄せ合って なにかを話し合っている
旅だつ先のことか それとも別れを惜しんでいるのか
輪になって 肩寄せ合って 名残惜しいのか折り重なっている
命の終わりの旅だち
来る年に会えるのか 又の再会を固く約束しているであろう 
それぞれに旅に出る
やがて初夏の風が吹き 緑の葉はますます濃やかさをましていく

こんなに綺麗に花びらが 寄り集まっているのを見るのは
珍しいこと
汚れもなく花びら一枚一枚がすごく綺麗で しばし立ち止まって
見詰めていました
拾い集めて 湯船に浮かせて 花を慈しみたい 
と言う思いが 心の中をかすめゆく
たった4日でこの姿の変わりよう
時の巡りを続く感じました

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