2010年4月29日木曜日
もう咲いているよ〜スペインでふじが〜
ゴールデンウイーク
今日から突入
どこもかしこも
交通機関は混雑している様子
息子達は帰省するのでしょうか
未だに何の連絡もなし
半ば諦めています
下の息子がまだ大学生の時に
山陽電車に乗って
牡丹の花を見にいきました
その時 同じ下車駅に住吉神社があり 藤の花で有名でしたから
足を伸ばして見にいきました
けれど残念ながら まだ咲いてはいませんでした
4月の始めに旅立ったスペイン巡礼の旅
フランスからスタートしたのですが
気候的には日本と同じぐらいと聞いてはいましたが
とにかく寒い 冷たい コートもマフラーも必要でした
だけど 移動する道中で いろいろな花が咲いていました
さくら 林檎 ヒース など・・・・・
その中で 藤の花が満開に近く咲いていたのには 驚きました エエッ! もう咲いているの?・・・・・と なんだか季節がおかしいような気がしました
旅の10日目 レオンからアストロガ(ローマ時代の城壁が残り ガウディの建てた司教館がある)〜カストリオ・デ・ロス・ポルヴァザレス(ピンクの石で作られた美しい村)〜ラバナ・デル・カミーノ(険しいイラゴ峠に入る手前の村 巡礼者の安全を守るためのテンプル騎士団教会サンタマリアがある)〜フォンセバドン〜イラゴ峠(1504m)鉄の十字架がある〜・・・・ポンフェラータまでが一日の行程
そのポンフェラータは ローマ時代から存在する町
12世紀にテンプル騎士団が シル河とポエッサ河を見下ろす丘の上に
町を防備する城を建設し 巡礼者を守った城テンプル騎士団城
その城を見るために 夕方 5時頃 ぶらぶらと歩いてゆく
この地では とても暖かく 今までの寒さが嘘のようで お天気にも恵まれ 散歩するには とても気持ちのよい空気でした
坂道を上りながら歩いてゆくと その城のすぐ脇道に建っている古い家
ローマ時代の家でしょう その壁に 藤の花が しがみつくように咲いていました
なんと なんと 夕方の陽を浴びて キラキラ咲いていました
全景がとりたかったのですが 難しく 坂を利用した家を横から・・・・・2階の窓の下にも伸びて花開いていました
個人の家なのか どうかは解りませんが すぐ後ろは 高い塔の上に十字架があり教会のようでした
そこを歩いていく方は 大抵の方が 足を一瞬止め 藤の花を眺めて立ち去れているようでした 城の横の道ですが 道の端(城側)が少し高くなっていて 腰掛けるにはもってこいで
土地の方でしょう 犬を連れてにこやかに笑いながら座っている老人も
時折 藤を眺めて とてもいい笑顔を見せていました
しばし 犬と遊ばせて貰いました
テンプル騎士団城へ 坂を喘ぎながら行き着きましたら なんとお休み
お城がお休みというのもおかしいようですが 生憎と日曜日 閉門していました
残念でした
それでもその丘から展望できる町の風景は素敵でした
遠くに山脈が連なり その下に町が広がり・・・・・・
遠い昔が忍ばれました ローマ時代はいかに・・・・と
坂道をまた上って その曲がり角にあった素敵なお店 おみやげ屋さんに入り
魔女を求めました 洋服 インテリア用品 小物と雑貨屋さんみたいでした
狭いお店の中にいろいろ商品が並ぶ中 天上からぶら下がる魔女に気をとられ ついに一人のおばあさん(若いかな?)を日本まで連れて帰りました
いずれお目にかけます
ここまで来た道のりで沢山の藤の花を見ましたが こんなに近くで
立派な藤を見ることができ 嬉しくなりました
藤の花を 我が家には植えられませんが
藤の花には なんとも言えない魅力を感じます
布絵作品も 藤をイメージして 2点 作りました
こうして 書いていますと あの時のことが甦って懐かしく
なんだか夢で出掛けたような気持ちです
あそこまで 本当にいったの?と問いかけたくなります
でも とにかく日本にいます 長い旅 無事にいます
なにもかもに感謝ですね
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