風が吹き寄せて思わず身震いを
昼間は 天気予報と異なって
かなり暖かな日和だったのに
夕方からの風は 雪の上を走り
過ぎてきた風のよう
冷たいひんやりとした空気を
含ませて吹き付ける
クリスマスイブ 午後7時からの讃美礼拝に出掛ける
すっかりと夜の帳は降りて 教会にたどり着くと クリスマスのイルミネーションが輝いて気分を高めてくれます
一人二人と集まってくる兄弟姉妹に「メリークリスマス」と挨拶を交わす お互いに「今晩は」ではなく「メリークリスマス」その響きが 心揺さぶります讃美の歌を歌い オルガン演奏を聴き クリスマスのメッセージを耳にして 主の降誕を共に祝う
心 新たにされて明日への歩みへ
讃美礼拝が終われば おなじみのキャロリングに・・・・・
しかし なんと寒いのでしょう 冷たい 身も心も凍てついてゆく感じすらして その冷え方に涙が流れる程 けれど4件目の家を廻った時 そこで出されたココアの美味しかったこと その暖かさが 身にしみて行き 心も体も解きほぐされていく
なんと暖かいのでしょう 胸のあたりがほんわかと温く 胸に手を置けば その温もりで冷えた手も温まる程の感じがする
心を込めて入れてくださった温かい飲み物 こんなに心が温まるとは 不思議な感覚にとらわれていく 傍にいた仲間と思わず交わした話が マッチ売りの少女の話 窓からこぼれる温かい光 その部屋の中は家族団らんの光景が 少女は その温もりが どんなに恋しかったことか マッチ一本すり その灯る暖かさに 一瞬の温もりを感じながら もう1本 もう1本と灯し 最後の1本をすり終えた時 何処かで呼ぶ声が ・・・・冷たい石畳の上で眠りに とこしえの眠りに・・・そんな会話をしました いただいた1杯のココア その温かさ マグカップの温もり なんとも言えない情がこもって 救われた思いでした ああ〜この温もりを
マッチ売りの少女にも・・・・・お話しの世界に入り込んで行く思いでした
その後のキャロリング 不思議でした 涙がこぼれ 手が冷たくて痛い程でしたのに なんと心から温まったせいでしょうか 体がほかほかとして もう寒いという言葉は出ませんでした
月のない夜空を見上げ 一段と輝く星を眺め あれはオリオン座?なんて会話を交わしながら 讃美の歌を歌いました
今頃 月のない夜空を サンタクロースは忙しく駆け回っているのでは 子ども時代が懐かしいですね さあ〜サンタさんは 今 何処に・・・・・
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