2013年12月6日金曜日
赤く燃え立つもみじ
風もなく12月にしては暖かい
朝から京都へ・・・と
紅葉狩りではなくアート狩りに
紅葉の名所へ行けば さぞや
美しかろうに と思いしも
まずは 芸術の季節
京都アートセンターへ
目下レッスンに通うデッサンの
先生の作品展へ
アートセンターと看板はあるが
かっては小学校 今は アートの展示 ティールーム 茶室に変貌
明倫小学校と書かれた校門をくぐれば ハットするほどの目に鮮やか
なもみじが 目に飛び込んで・・・・・
最近 このように美しく燃え立つ もみじは目にしていない
燃えてる誰かの心のように 若き日の心のように
美しい たった1本だけのもみじ
初夏の風が吹く頃は 萌え立つ緑が 際立っていたであろうに 今は
赤にオレンジに染められて 見事な変身を・・・・・
このように見事に紅葉している木を見るのは久し振りのこと
やがて風に舞って散りゆく 長い冬に向かって別れを告げて消えゆく
緑さす頃まで
まだ散りもせず 見られたのは幸い あちこちで散りゆく姿を見て
いるだけに これで紅葉の季節も終わりですね
本格的な冬へと・・・・・
校門から校舎までのわずかな道のり そこにたった一本のもみじ
われ ここにあり と 存在感を胸を張って示している
京の町並みを歩きました かなり長い距離を どの舗道も どの道も
木の葉がかさこそと流れ たむろし ひらひらと舞い・・・・・
寂しい風情でした
やがて どちらを向いても裸木が 鈍色の空に向かって立ち尽くす
季節 長い 長い冬が・・・・・
京の町にしては 暖かく いい小さなちいさな旅でした
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