2014年8月28日木曜日

押し寄せる闇夜



ふと見上げた空
いつもみつめる天空
きょうの空はどんな顔かと
どんな表情なのか
怒っているのか 優しい顔なのか それとも笑っているのか
いや幸せに輝いている顔なのか 泣いているのか
わけもわからずに暴れ 走り回っているのか
陽はすでに山の端に落ちて
残り火がわずかに染めている 茜色に オレンジに
美しい残像を残しつつ
墨色に染まりつつある雲
不気味な色をみせて攻めてくる
どんどんと容赦なく 人の心情にお構いなく
やがてあたりを 漆黒の闇で覆い尽くす
悪魔が踊りだすのか 妖怪が顔をだすのか
夜の世界に 落ち込んでゆく
情熱の陽を追い出して 冷たい夜が 天空をのさばる
今宵の月は わずかな光りを注ぐだけ
暗闇に近い 細い針金で線を描くだけ
ああ〜 空を見上げて 迫り来る雲たちに 圧倒される
悪魔がはびこらないために 妖怪が踊り狂わぬために
いかに いかに・・・・・

青い空の下で眺める雲たちは
希望も夢もそなえもつ
黒く染められてゆく雲には 夢も希望もなく
恐怖がつのるだけ
目には見えぬが 神に祈るだけか

静かな朝を 輝く陽の光を浴びたいと
神に祈ることか
祈りは通じるはず 心 安らかに祈れば・・・・・
時が過ぎ行けば 明るい時が来る
静かに待とう 祈りながら・・・・・
祈りの言葉はなくとも 心で祈る言葉は 届くはず
神に 唯 ただ 祈る 祈り続ける・・・・・
ああ〜神に祈ろう 祈ろう

0 件のコメント:

コメントを投稿