2014年9月8日月曜日

中秋の名月


今宵は 中秋の名月 旧暦の八月十五日の満月
お天気が心配でしたが 綺麗に夜空にぽっかり浮かんでいます
十五夜です 本当の月の面積で言う満月は明日です
円に対して照面比が98.645% 明日は99.995% 最も真円ですね
明日はスパームーン 今年 三回目の 最も地球に近い月が見られ
それをスパームーンというんですって
中秋の名月が 今年 38年振りに最も早く見られる 月日の事とい
うか 日程のことはよく解りませんが・・・・・これよりもっと早く
出会うのは・・・・そのことは 一昨日 書きました
地球から近いとか遠いとか よく計算が成り立つものですね
何も知らない 天文学的なことを知らない 勿論 計算も知らない人
間にとって 摩訶不思議ですが 4年前の2010年の8月25日は
満月でした 中秋の月ではありませんでしたが この日の月は その
年の月で 一番ちいさい月だったそうです
地球から一番遠く離れているからちいさい月だそうです
月までの物差しもないのに どうして測るの?どうして解るの? と
つい思ってしまいます ちゃんと天文学があることは解っていますが
凡人には理解出来ませんね
旧暦の八月十五日の満月は 中秋の名月 今年は早いのかもしれませ
んが 丁度 里芋の収穫期のあたり 芋名月とも呼ばれます
豊作への 農作物への感謝をこめて芋をそなえる
満月の前後の呼び名は 十三夜 小望月(こもちづき) 十五夜 十
六夜(いざよい) 立待月 居待月 寝待月 更待月とあります
一夜 一夜の月に名前をつけて 月が身近にあり それだけ月を愛で
たのでしょうね 古来から・・・・
なんと情緒豊かで 自然と共に 自然を大切にして生活してきたこと
が解りますね 満月の前に十三夜 そして十六夜・・・寝待月 と
一夜 ひとよ 月の出が遅くなるから そう呼ばれたのでしょう
もう寝待ちの頃は 寝て待って それから月を愛でても・・・・と
なんて美しいのでしょう
今年の月は 否 今年も美しい ふと思います
月を眺めて 我が息子達は いかにしているかと
我が家は なんの用意もしてません お団子も芋もススキも・・・
子どもが 小さかった頃は ススキと共にお団子を縁先に置いて 
一緒に 月を眺め 感謝して お団子をいただきました
その情景がふと目に浮かんで 遥か彼方にいる子達に 想いを馳せ
ました
わたしの子ども頃は 母が毎年 ススキや萩の花やりんどうを大き
な壺に活け 里芋をゆがいたのを飾って 家族で月見しましたが・・
里芋はきぬかづきで 皮がつるりとむけて 美味しい味が甦って来
ます
余談になりますが 関西は この近辺かもしれませんが 里芋の皮
付きのままが 丁度 採れたてというのが あまり見かけませんね
勿論 売ってはいますが 絹かづきにはむかないようですが・・・・
それに夏には だつ芋という里芋を食べますが 里芋の先に茎 だ
つがついて(ほんの少しですが)売っています しかも綺麗に皮が
剥かれて それをお味噌汁の具にすると お味噌の味がたまらなく
美味しく とろりとして なつかしい こちらでは見かけません
こちらへ来た当初は恋しい食材でした
何はともあれとにかく 月を愛でることができる事に感謝して・・
今宵 11時頃から日付が変わって1時頃が 一番美しいとか
明け方の4時頃には 月は消えゆきます 
恵みに感謝して
写真は デジカメで 8時頃 ベランダから撮影しました

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