2015年2月16日月曜日
道端のすみれ
道行く足下で こんな可愛い花が一輪
たったひとりで 春を歌っています
陽ざしが春めいた中 さんさんと陽を浴びて
一輪と言うよりは 一株 コンクリートの隙間から顔をだして
もう春ですよ もうすぐ春ですよ
とけなげに・・・・・
誰かに踏まれてしまうかもしれない道端で
狭い狭い場所で・・・・・力強く育っている
松尾芭蕉が 詠んだ歌に
「山路来て何やらゆかし菫草(野ざらし紀行)
芭蕉はすみれの奥ゆかしさを詠っているが 本来 すみれは強き花
咲いた姿は 可憐で 優しくて まさに奥ゆかしい
けれど 本来の性質は 強靱な力を兼ね備えている
蟻に助けられて子孫繁栄を 種子の保存を そして命を保っている
その強さ 面白いですね その組み合わせというか 協力態勢が
蟻が種子を運ぶことによって 生きる場所を広げ 繁栄する
奥ゆかしさどころかたくましさを感じますが 普段は そんなこと
思いもせず ああ〜可愛い すみれの花咲くころは・・・・・で
いいのでは・・・・・
我が家の庭もすみれが 芽吹き始めていますし すでに花開いている
のもあります
すみれはとにかくすみれと名のつくものは多数の種類が或るけれど
種名としては たった一種をさすそうです
通りすがりの道端で見つけたスミレ一輪
コンクリートの狭間から顔をだして・・・・・春 春を感じて・・・
可憐でした
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