2015年2月20日金曜日

ホドラー展へ





冷たい風がやや強く吹き巡るなか兵庫県立美術館へ
「フェルディナント・ホドラー展」へ 友人と出かけました
絵画鑑賞は久し振りのこと NHK神戸放送局が 主催の一端を担って
いることもあって テレビで毎日のように宣伝をしていますので
ちょっとばかり心踊らせて会場へ
番宣の映像を見た限り 山や風景の或いは人物の躍動感 緻密さに
この目で観てみたいと期待感一杯で出かけました
高校生の時 選択科目に美術を選択 教師(新制作の画家)が 毎回
授業の度に画集を広げ この絵はミレー セザンヌ マネ モネなど
いわゆる有名な画家の絵をよく見て よく覚えておけと・・・・・
いろんな絵画を説明付きで 見せてもらいました
まだ世の中に画集なる物が出回っていない時代(敗戦のため)だけに
新鮮な思いで眺め入ったのを覚えています しかしその時 ホドラー
の名前は耳にしていません 記憶が定かではないので忘れたのかも
しれませんが 耳新しい名前です
いろんなテーマの絵がありましたが そこには命 そしてそのリズム
躍動感に溢れ 今にも目の前にその物が立ち尽くすような自然感に
胸打たれ なんだか今まで知らなかったのが損をしたような気分に
なりました
どの絵を観ても どこかに植物が描かれており 自然を愛し 植物を
愛した心が私なりに感じました
勿論 描かれていない作品もありましたが だがバックにどこかに
その物が潜んでいる 背景の影に実景としては描かれていないが
植物が その命が描かれている と 矛盾した言い回しですが 
そう感じました
恋人が病に冒されて 日に日に弱りゆく姿の絵 スケッチ そして
死 その死の姿 説明にもありましたが キリストの死を描くが如く
また 病の床で 生まれた娘をかき抱く姿 心うたれました
絵のことはよくわかりません
素直に思いついたまま 感じたままを・・・・・
とてもいい展覧会です 難しくありません
理解に苦しむ絵があるわけではありません
きっと心うたれると思います お時間が許せば ご覧になることを
お薦めします
会期は 4月5日までです
JR灘駅で下車 南へ坂道を下れば突き当たりが美術館
帰りは 坂道を上がられて灘駅へ 又は美術館前から三宮行きのバス
で三宮へ
帰り ちょっと珍しいところでランチしました
明日にでもその報告を・・・・・

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