2009年6月29日月曜日

魔女〜サマンサ〜

魔女というべきか魔法使いなのか
旅先 或いは街角で 見つけると
手元に置いて 部屋に飾っている
今から17年前 北欧へ始めて旅をした
ノルウエーのトロムソへ沈まない太陽を
観に行った時 トロムソの小さな町の
なかを巡り歩いた
ふと 入り組んだ路地のような処に
入り込むといろんなお店が 
立ち並んでいて その中のとある店に 
引き込まれるようにはいると
小さなお店に 独特のお人形が 沢山並んでいた
素朴な それでいて何か人を惹きつけるものがあって つい手に取った
こんな遠くまで来たのだから記念に 再び訪れる事は まずないだろうと求めた
お店の奥で 一人の老婆が コツコツと人形を作っていた
数え切れないほど沢山あった人形が 全部 一人の老婆の手作りだったとは
愛おしくなって「ください」と・・・・・
彼女は 名前をつけろと 突然の事で 名前など思いつかない 
何にしようと迷うなか 「奥様は魔女」のテレビドラマを思い出し 
思わず「サマンサ」と・・・・・・
作者は 小さな札に サマンサと横文字で書くと 箒の先に吊してくれた
とても嬉しく すごく身近に感じ 大事に日本まで・・・・・・
箒にまたがって エイッと 呪文をかければ 日本までひとっ飛び
けれど 初めての旅 狭く窮屈だけれど 我慢をしてもらい トランクで移動
あの老婆は 今頃どうしているのだろう 
遙か彼方 地球の上の方で しかも北の端で 作り続けているのだろうか
懐かしい
我が家では 元気に 部屋の中で見守っていてくれている
その時以来 魔女に魅せられ 目に付くと求めて 部屋につり下げている
魔女を嫌う人もいるが あの時の暖かい老婆のまなざしを思えば 抱きしめたくなる
オレンジの帽子に ドンゴロスをまとっただけの素朴な魔女
だけど 愛しく 今では 魔女は 守り神 大事な友 
仲間もふえています

2009年6月27日土曜日

子ども文庫

地域の子どものためにと
開いた子ども文庫
私自身 子どもの時から何かをしたいと
儚い夢を持ち続けていた
そのなにかが なんなのか
見つけられないまま過ごしてきたが 
それがある時 あるきっかけで
これだと思い いろいろ試行錯誤し 
家族に相談して 開いた文庫
何も解らないなか 手探りで 
我が子のために集めた絵本・童話などを 
リビングに並べて・・・・・大勢の子どもたちと過ごしてきた
その時から すでに30数年の月日が流れた
多い時で100人以上の子どもが集まり 読み聞かせ・楽しいおしゃべり 
お絵かき・折り紙などをしながら 子どもたちと向き合ってきた
一日に 何冊も絵本を読み 夕方には声が出ない日も・・・・・

この世に生を受けて それも本来なら命が流されて逝ったはずなのに
母親の努力や医学の力 そして神さまの計らいによって命が授けられて生きている
神により 社会や周りの人々によって生かされている以上 何かをせねばと
中学生のなか頃から 強く思っていた
その何かが 家庭文庫を・・・・・と
何回か 新聞社の取材受け その度に子供が増えた・・・・・しかし
文庫での 喜び 楽しみ 苦しみ 悩み 心さまよいながら 過ごしてきたが
時代が移りゆく中で 子どもたちが 訪れるのが減り始め 子ども自身が
文庫で遊んでいく余裕もなくしていき 時に追われている痛ましさが
目立つようになって・・・・・・
いつのまにか 訪れる子どもも たまに ほんのたまにになってきて・・・・・
何度 閉鎖しようと思ったか だが・・・・・誰かが 子どもが と
そして新聞記者の目にとまり 取材を受け 本日の新聞 地方版に・・・・・
現在の状況を 訴えたが・・・・・
上手く記事にして下さり 早速 夕方 知らぬ方から
励ましの電話を・・・・・だが 頑張っても 
子どもが来てくれなければ 意味がない
私の情熱が 消えないうちに 来て欲しい きっと楽しいよ
いっぱい本を読んであげるよ
毎週 決まった曜日に開いて そしてその日の記録を 書き綴り
本好きな子のために 本を探しに歩いた希望と情熱が 甦りますように

2009年6月26日金曜日

THIMBLES〜シンブル〜

キルトをする人間にとって 必要不可欠な道具 シンブル
普通一般的には キルトをする時
金属製のものを使用することが多い
そのシンブル
何気なく使っているが 歴史は古く
起源は 有史以前にさかのぼるそうで 当初は 石に溝を掘って使っていたとか 
その後 厚い毛皮 細くした樹皮
など 知恵が結集された
現在につながるシンブルの誕生は
4,5世紀頃 初めは金属 特にブロンズや鉄〜
現在の主流となった陶磁器の製品は18世紀に出現 マイセンが作り始める
そんな事を知らなかったが 海外へ旅した時 始めていろいろなシンブルを
目にして 虜になってしまい コレクションを始めた
陶器 銀 木 ガラスと様々  また その土地や国のシンボルなどが
描かれていたりして かなり楽しい またよき想い出にもなる
コレクションをしていると友人たちに話すと お土産にと 珍しいものを見つけてきて
いただいたり 中には スペインの巡礼の旅を巡ったと 寺院ごとに 
求めて 沢山 下さった友もいて 嬉しさとその気持ちに 感謝している
今 現在220個ほど集まっていて 時々眺めては その時を思い出し
一人 悦に・・・・・
歴史を調べると かなり古くから 貴族社会にも入り込んで 美しく 芸術的にも
素晴らしいものがある
アンテークなものは とても私の手に届かないが
一つ一つのシンブルに その時の思いがあり これからも集めたいと思う
ノルウエーに旅した時 オスローのあるお店で見たシンブルは
こよなく美しかった お値段によっては 欲しいと思ったが 価格を尋ねると
オーナーが まだ出てこないから わからないと・・・・・
(その品物だけに値札が付いていなかった)
主人が出勤するまで待つわけにもいかず 諦めてお店をあとにしたが
残念 しごく残念 またいつかいいもの巡り会うかも

2009年6月24日水曜日

みたび?アジサイ

雨模様かと思いきや 朝から晴天 
六甲植物園に行く予定であったが
どうしても都合がつかず 見送る
きっとアジサイが 華やかに
咲き乱れていた事と想像をする
しかし 陽射しが強かったので
可哀相だったかも
アジサイは 雨の花露に濡れて 
美しさが増す気がする
庭のアジサイで 我慢する事に・・・・・
この写真のアジサイは ブルーの大輪が咲いているのを
植えたのだが 最近は 同じ場所で 普通の花と 違う種類の花が咲く
その花は 一般に おたふくという名がついたアジサイで 
花びらが内側にまるまってふっくらとしている
以前 そんな咲き方の鉢植えをいただいて 庭の片隅に置いていたが
庭を造り直した時に 前から地植えされていたアジサイを移動させた
その時 造園屋さんが そのおたふくと一緒に植え込んだのかも知れない
同じ根元というか 株から 二種類の花が咲くのは・・・・・・
すでに何年か経つので 株元も入り組んで 
どちらの花が花咲くのか区別がつかない
観る側にとっては 一度に二通りの花が見られるのだからいいのかも知れない
けれど 頬寄せて 違う花が咲くのもおかしなもの
どちらも負けまいと競い合っている感じがする 
2つ一緒にみていると あまり美しいとは 感じられない
同じ株の中で入り交じって咲くのは いい気分ではない
離れて咲いている時は それぞれに趣があって美しいと思うのだが・・・・・
花が終わった段階で 一度 掘り起こし 
ルーツをたどって 分けて 植えてみようかとも思うこの頃
いかがなものでしょうか
色彩も 肥料か土壌の関係か ここ2〜3年前から
ピンク系に変化しつつある
ブルーというか 青紫が好きなのに・・・・・・

2009年6月23日火曜日

アガパンサス〜愛の花〜

最近 道を歩いていると 
薄紫の花をつけ すらっと背を伸ばし
立ち誇っているアガパンサスに 
よく出会う 
よそのお庭や玄関先で見かける数が
最近は特に多いように感ずる

我が家でも何年も前に 庭に植えた
そして昨年まで 毎年 咲いていたのに
今年は どういう訳か 
いまだに咲く様子がない というよりは 
蕾が 上がってはきていない
葉は 立派に成長しているから 
咲くものと信じていたが まだ影も形もない
だから よそさまのが目につくのだろうか
今日の午後 レッスンの帰り いつも通る道で見つけたアガパンサス
美しい とカメラのシャッターを・・・・・黙って 
知っている方のお家でしたが 断りもせずに お許しを・・・・・
アガパンサスは 見た目がクンシランに似ているために
和名「ムラサキクンシラン」と呼ばれるが 全く別のもの
南アフリカで約10種類分布する多年草 
「アガパンサス」は ギリシャ語で“愛”を意味する「アガーベ」と
花を意味する「アンサス」の2つの単語から来ており 
「愛の花」という意味がある
と 物の本に記されいる
花期は6月から9月というが 我が家の花は これから咲くのだろうか
昨年はいつ頃 咲いたのかはっきりと覚えてはいない
肥料が たりなかったのか
薄紫がとても美しい 是非 咲いて欲しいと願っているが・・・・・
愛の花 と言われるが 「愛」がたりなかったのでしょうか

2009年6月22日月曜日

私に名前は?〜ノカンゾウ?

雨の予報が いつのまにか晴れ
またまた 暑い 湿度が高すぎて
体が 思うように動かず
ハンカチの花の間から
にょっきっとオレンジの花が
顔を出しているのが とても印象的
白と鮮やかなオレンジにみどりが
上手く調和している
あれこれ色の取り合わせを考えなくとも 
自然は 見事にバランスをとって
目の前に 胸を張って 提示してくれる

梅雨の曇り空には 気持ちがいいほど 美しい すっきりしている
この花は 咲くとかなり強烈な色をみせるし また増えて ふえて困り
いつも春先には 適当に間引いている
そして 正式な名前は はっきり知らない
多分 ノカンゾウと思う 
いろいろ調べてみたが この名前にしか行き当たらない
甘草の葉とは根本の出方が違う 
いつか解る時が来るかも・・・・・
でも 咲いてくれると とても可愛くて 引き寄せられる
肥料が不足か 咲かない時は 邪魔になるほど葉が茂り 伸びきる
これからも むげに抜き取る事はせず ほどほどに自由にさせましょうか
好きなように 移動していただきましょう
この家に引っ越してきた時から ありました 先住者です
40年近くも前から 住み着いている花です 大事にしなければ・・・・・・

2009年6月21日日曜日

野良猫?

昨夜から朝にかけて 久しぶりの雨模様
しかし 夜が明けるに従って晴れてきた
外出するのに天気予報は 雨のはず いかにと思案する
まずは 天気予報を見ると 傘マーク では と
折りたたみ傘を思って出掛けるが なんとなんと
雨の気配はなく 好天 暑い
その暑さに うんざりして
疲れた体を もてあました帰り道
家の近くまで来た時 目の前を
横切った猫
ううっと目を見張ると 人の前を通り過ぎて家の路地へ
そしてエアコンの室外機の上に 座り込む
よく見ると 野良らしい 首には何もない
日本猫ではなく 洋猫らしい 
耳の付き方というか 何か違う 
普通 猫の耳は 上にぴ〜んと 伸びていると思うが
横に きれいに水平を保っている
最初だけかと思ったら いつまで経ってもそのまま・・・・・
耳は 動かない
しかも 座り込んだ時 前足を 丁寧に前で揃えている 
尾もイタチかと思うほど ふっくらとして 太い
その尾を体に巻き付けて 前足を揃えて・・・・・・
お行儀がよい そばへ近づいても すぐ逃げようとはしない
いつまでたっても 態度が変わらない 
こちらが 諦めてその場を離れた
何処かの飼い猫か それとも 野良猫か
顔をじ〜っと見ていると なんだかフクロウさんを見ているような気がしてくる
顔だけ見たら フクロウ?ミミズク?に似てませんか


2009年6月20日土曜日

ミュージカル

今日もまた雨降らず
空梅雨か
陽射しが強く 湿度も高く 暑い
ごく親しい友人の息子が 昨秋
劇団四季のオーディションに合格
ジーザス・クライスト=スーパースター
(エルサレム・バージョン)
で初舞台
大阪公演が 今月初めから始まっていた
早く観に行かねばと思いつつ
なかなか時間がとれずにいたが
やっと今日 観劇することが出来た
歌も少しだけどソロもあり 
なかなかの活躍 とてもよかった
激しい動きだけに 体力がいるだろうと 日によって2回公演もあるから
余計に大変だろうと察する
大阪公演中 実家で寝泊まり お母さんの食事 お弁当 至れり尽くせり
友人である母親は 体力が心配 だから 食事ぐらいはきちんとしないとと
気遣って 僅かな期間だが 世話をしている
母親の苦労も大変だが 本人の努力も並大抵ではないと思う
体を充分に 慈しんで 活躍して欲しい 発展を 心から願い 祈る
演目は 聖書にかなり忠実で わかりやすかった
ジーザスが むちで打たれ その後で 磔に・・・・・
そのシーンは あまりにも生々しく 涙 なみだ ナミダ
涙が 頬を伝いゆく
最後に ジーザスの言葉が 心に響いて苦しかった

神よ なぜ私を見捨て給うたのです・・・・・・・・・
父なる神よ 私の魂を御手にゆだねます


この公演を見て 改めて 今 生かされいることに感謝とともに
すべてを 神のみ手にゆだねて・・・・・

2009年6月18日木曜日

ハンカチの花

4〜5日前から咲き始めたハンカチの花
もう何年になるだろか
ある年の春も終わる頃
あまりにも庭が暴れ出し 手のつけようが
解らず 近くの園芸店の方に
メンテナンスをお願いした
その時 鉢植えのハンカチの花を
庭の片隅に見つけ
オリーブの木の下に移植して下さった
寒さには 弱いから 冬になったら 
鉢にあげて下さい と注意された 
しかし その頃には 注意をすっかり忘れ そのまま冬を
むかえたが・・・・・あれから8年経つが 至って元気
寒さもなんのその
木も大きく成長して 毎年 花を咲かせてくれる
この花なあ〜にと訪れた人に聞かれる
ハンカチの木よ と答えていたが 違っている事が 解った
ハンカチの木は 本当にハンカチが 木の枝に引っ掛かっている様で
花心は 写真で見ると紫に近い色をしている

ハンカチの花
科名 コンロンカ
流通名 ハンカチの花

花は 枝の先端で真ん中に群がって咲く(黄色)
5裂するがく片の一枚から数枚が大きくなって花弁(白)のように見える
梅雨時に咲く花にしては とても爽やかで 気持ちがよい
白いがくが とても鮮やか 真っ白 ピュアホワイト
曇り空 或いは 雨模様の時 
部屋の中から眺めていると とても気持ちが晴れ 明るい気分になる







2009年6月17日水曜日

アレンジ〜花〜

今日も雨は降らず 真夏なみの暑さ
午後 アレンジ花のレッスンに行く
丁度 二年前 友人宅へ
その時 友人がアレンジ花の教室を
開いている事を知り 
その日が レッスン日だったので
即 仲間入り
八人の仲間と 月一回の顔合わせで
準備された花々を 
各々 好みの器に好きなように 
活け込む 全くの自由に 
アレンジしてゆく
だから それぞれの個性が見られ 
とても勉強になる
若い人から 70代まで 幅広く
ええっ こんな生け方もあるの 面白いと・・・・・その季節季節の花が
用意され 色の扱い方 花の色と形のもって行き方など 
年より組の私にとっては 思いもかけない発想に 刺激を受けて
感性を磨かねばと いつも感じている
今日は 季節の花アジサイやスグリ 薔薇 夏椿など
私は ブリキの容器に 入れてみる
なんとか上手く 調和したようで 勝手に納得しているが
友人である先生は どのように見ているのだろうか
いつの時も けなされる事はなく 褒めてくださるが・・・・・
レッスンに通い出して 二年 少しは 進歩したのだろうか
レッスンが終わって その後 皆さんとティータイム
楽しいおしゃべりの花が 満開に咲き乱れ 
これまた なによりの安らぎとなる
生け終わった花鉢を 後生大事に抱えて 家路に
心 満たされて・・・・・

2009年6月16日火曜日

イソトマ草

梅雨は何処へ?といいたいほど
この地域には 雨はなく
今日も一日暑い それでも
夕方になると 爽やかな風が吹き
ホッと一息
暑いけれど 庭に出てみると
なんとなんと 
イソトマ草の哀れな姿が 目に
どうしたの?と・・・・・つい先日まで
紫色の花が 咲き乱れていたのに
花もなければ 細い葉も 何もない
茎だけが残って まさに裸の状態
根本から 茎だけが伸びて  
あとは何もない 裸 誰が 裸にしたのか
枯れたわけでもなく 茎は 瑞々しいほどに 緑の色を保っている
なぜ?どうしたというのでしょう 
毛虫? ダンゴムシ? ナメクジ?
犯人捜しをしたけれど 解らずじまい
かわいそう 早く気がつけば よかったのに
一晩で失われたのでしょうか
何株かあるが 全部 同じ状態
芽が 新しい芽が 再び出て復活してくれるでしょうか
哀しい・・・・・ただ 復活を祈るのみ

2009年6月15日月曜日

ティーポット


先日 友人と大阪駅前のホテルで
待ち合わせした
仕事上の話しがしたかったので
ホテル内のティールームへ
頼んだ紅茶 アールグレイ
暫くしてベルガモットの香りと共に運ばれてきたポットを見て
面白い・・・・・と
ポットが 横に 
まるでお休みしている状態で 目の前に置かれた 
ボーイは 説明もするでなく 去っていった
どうなってるのと・・・・・ 不思議

カップに注ぐには 起こさねばならない 
その上 カップに入れるのには
しっかと ふたを手で押さえていないと 転げ落ちる
面白かったが あまりいい感じはしなかった
シティーホテルなのに 随分とお高いお値段なのに
ポット敷のなんとお粗末な事 よれよれで 色彩もきれいだとは思えなかった

せっかくの場所だけに もう少し 食器もアクセサリーにも 気を遣って欲しい
お世辞にも お茶も美味しいとは言えなかった
休息に入ったかも知れない人や いろんな心を 
載せた人たちを迎えるティールーム
その配慮が欲しいと・・・・・・思った 
心温まる食器やアクセサリー そして気持ちのいい雰囲気が・・・・・
体も 心も安まり ほっとするのでは・・・・・・ホッとしたいはず
この面白いポットも 使いようで生きてくるはず 上手に生かして欲しい
とても残念でした 


2009年6月14日日曜日

胡蝶蘭

昨年秋 作品展を開いた時に
頂いた胡蝶蘭
会期を終え 家に持ち帰って
暫く 否 随分と長きにわたって
楽しんだ花
しかし時過ぎれば 命長らえて
散りゆき 忘れられ 部屋の隅に
追いやられ 哀れにも向き合う事もなく
思い出した時にだけ 水を与え
あとはそ知らぬ顔・・・・・
華やかに彩りを添えていたのに 哀れな・・・・・

だが なんと2〜3日前 ふと眺めると 蕾がいくつかつき
しかも 一輪 咲いているではないか
無惨な扱いをし 放りだしていたのに けなげに咲いている
咲き終わったあとの仕打ちを恨みもせず・・・・・
なんと なんと
嬉しかった そのけなげさに 抱きしめたいほどに 嬉しかった
今度こそ 忘れずに 花が 咲き終わった時には
たっぷりのご馳走をあげましょう
許されて 花を咲かせてくれたことに ただ 感謝
ありがとう 
どんな時でも 命 終わるその時まで 大切にせねばと
花が終わったからと 粗末にしないで・・・・・
反省と感謝 
これから 再び 楽しむ事が出来る事に 恵みをいただき感謝
ありがとう!!

2009年6月13日土曜日

庭仕事

梅雨前線は 何処に?
朝から 陽射しが強く 
花たちも なんとなく精気がない感じ
やがて 雨も強く降る日が来る事でしょう
その為に 少し庭の手入れを
と思い 陽焼けと虫対策を
しっかり防備して 庭に降り立つ
切り戻し 添え木 など など  
する仕事は 山ほどある 草も抜かねば・・・・・
本当は 手仕事が したくてうずうずしているのだけれど
梅雨の季節を やがて来る真夏を 
花たちが ご機嫌に過ごしてもらうためには 大切な仕事
雨降りの日 ティーを飲みながら 窓に流れる雨を通して
眺める庭 私の小さな庭
気持ちのよい 心が安らぐ ガーデンであってほしいから・・・・・
後日の楽しみを糧に 汗を拭い 寄り添う虫をさけ 頑張りました
仕事を終え 部屋に入り ホッとして 
喉を潤したジンジャーレモネードの美味しかったこと 
まさに至福の時・・・・・・

2009年6月12日金曜日

つばめ

陽射しが強く暑い一日
Un Petit Peuというお店に行く
可愛らしいお店 アン プチ プーは女性オーナー自らセレクトした
パリ ロンドン フィレンツエなど
ヨーロッパの雑貨を中心としたお店
オーナーと親しくしている事もあって時折 覗いている
その店先の軒下のスッポトライトに
毎年 ツバメが飛来して
巣作りをし子育てをする 
その年によって 子どもが 巣から落下して息絶えたり 

何かの理由で何羽かは 育たなかったりしているが 
今年は 五羽の子ツバメが 元気よく育っている
かなり大きくなって 餌をせがむ鳴き声が 一段と大きい
親ツバメ二羽が ひっきりなしに 餌を運んで子どもに与えている
下から 首を伸ばしてみていると 平等に 行き渡っているのかと心配になる
いつも少し大きい子ツバメの口ばかりにはいるように見えるのだが どうなのだろう
無事に育ち 街中を飛び回る日も 近いのではと 思うが・・・・・いつの日か
ただ すぐそばでで カラスが カア〜 カア〜と 鳴いているが 大丈夫なのかと
気にかかる いじめられはしないか・・・・・と
近くに田んぼが あるわけでもない 餌は充分にあるのだろうか
毎年飛んでくるという事は 餌がある見通しがあるからだろう 
夫婦協力して 餌を運んでいるが その間隔の短さに 驚くほど 
ひっきりなしに飛んできて 一瞬のうちに 子どもの口に入れると
すぐ飛び立ってゆく
梅雨の時期に ツバメの飛び交う姿は 季節を感じるのは 私だけか・・・・? 
賑やかな商店街に接するなかでの 微笑ましい風景に 何かホッとするものを感じ
気持ちがよく 心休まるものがある
しばし 上を見上げて 時をやり過ごす
何も知らないで 道を通り過ぎゆく人には 
天井をボ〜ッと見上げている姿は おかしな情景かも・・・・・ 
               

2009年6月11日木曜日

かしわば紫陽花ふたたび

梅雨らしい雨は 昨日だけ
今日は 陽がさんさんと降り注ぐ好天
とても残念なことが 5月27日に
「私の名前は?」と 問いかけた
美しい花の名前が解らず 気にかかり
お尋ねしようと思っていた矢先
駐車場へ行ってみると なんと何もない
唯 境界線にフェンスだけがむき出しに
何もない 緑の葉一枚も 枝も ぼくも
きれいに刈り取られていた
花が終わってから刈られたのか どうか
定かではない また来年咲くのだろうか
それとも もう終わりだったのか
何か哀しい気持ちに・・・・・
折角 雨が上がって 晴れやかなのに 
しごく残念!!
けれど 我が家のかしわば紫陽花が 今年も見事に咲き始めた
友人に プレゼントにと園芸店で求めたのとは また違って なんと美しいことか
それも沢山の花をつけ 白く輝いている
梅雨の晴れ間の陽を いっぱいに浴びて 煌めいている
私 咲きました きれいでしょう とはっきり自己主張をしている
濃い緑の葉は 秋には 鮮やかに紅葉して 楽しませてくれる
年に 二度も楽しむことが出来る花木は ひといちばい愛おしい
大事にせねば・・・・・

2009年6月10日水曜日

クリスチャンクロス

梅雨入りと発表になったのに 雨は? 
と・・・・・・思った途端
今日は 朝からしとしと 一日
休むことなく降り続け 梅雨らしい雨
旅の疲れもあって 丁度いい休息
庭へ出ることも適わず
それなら 家の中で出来ることを
しようと・・・・・
冬の終わり頃から 縫い始めた
クリスチャンクロスのパターン 
グリーン系の色で63枚 

パターンとパターンの間にエンゼルの柄が
プリントされている生成の生地と入れてつなぎ合わせたい と 
床いっぱいに拡げて ああでもない こうした方が・・・・・
この色はここ 濃いグリーンはあちらと考えあぐねて 
やっと決めた取り合わせ
果たして どんな感じになるのか
自分のイメージ通りになるか 全然違った感じになるのか
これから縫い合わせ 周りのグース ボーダーをつなぎ合わせてキルトを
縫い合わせながら キルトのデザインを考えねば・・・・・
明日は 晴れるとか 洗濯日和かな?

2009年6月9日火曜日

クラス会

高校のクラス会に
出席のために新幹線に乗る
新大阪から名古屋までの僅かの間だけど
いつの時も 車窓の風景を
眺めるのを楽しみとしている
琵琶湖を過ぎたあたりから名古屋までの
間に広がる平野
戦国時代は ここを武将たちが 
様々な信念で おおいつくしながら
つき進んでいったであろう 
また 若き日には 嬉し心を哀しい心を また時には寂しい心を抱えて・・・・・と 
遠い遙か彼方に ついこの間のような過ぎし日に 思いを馳せたりしてながら 
移りゆく景色を楽しむ
山あり 川あり 畑あり 水田がありと
それらは季節ごとに 楽しませてくれ たっぷりと味わうことが出来る
高校を卒業して 何十年になるのか 幾十年ぶりかに会える友もいる
懐かしい あの時代が ・・・・・
そんな思いのなか 目にする平野は 見事に田植えがすみ 
青々とした苗が 水田に元気よく息づいているのが 目に鮮やかに染み渡る
高校時代は まさにこの青苗のように 元気溌剌としていたが
今は さてはて どのように移り変わっているのか
いつまでも 元気でいたいもの 元気な顔 かお カオに巡り会えるのを
楽しみにして・・・・・ 
三つの大きな川を通り過ぎ やがて目的地 降車の準備を・・・・・

2009年6月7日日曜日

我が家のアジサイ



今年は 全国的に梅雨入りが 遅れているとか
関西地方も まだ 梅雨には ほど遠い天候
それでも季節は 巡りきて 雨露に関係なく とても美しく咲き始めた
我が家 自慢のアジサイ
白いアジサイは 今から40年程前に 東京に住んでいた時に 


もう忘れてしまったが 埼玉の神社?
お寺?のいずれかにに出掛けた時 
その境内の中で 
開かれていた市で求めたもの
東京 横浜 そして関西へと旅をしてきた老木(?)
けれど 毎年 真っ白な花が 
いくつか咲く
庭へ 降り立つとその清楚さに 
ハッとして心打たれる
そして しばし 慎ましやかさに見とれて眺め入る
その直ぐ近くで咲く もうひとつのアジサイは ブルー
白とブルーの競演だが どちらも それぞれにあじがあって捨てがたい

2009年6月6日土曜日

絵画展

気温がぐんぐん鰻のぼり
最高気温が28度とか
そんな陽射しがきついなか
友人の油彩画展を観に出掛ける
バスで 終点まで30分近く乗り
その後 徒歩12〜3分
照り返しは 厳しいけれど
とても強い 湿気のない風が吹き巡り
気持ちよく歩けた
昨年秋に 大腿骨を骨折 手術をして ボルトを入れたものの 
院内感染とやらで 折角入れたボルトを取り出し 暫く治療 
この4月 再び ボルト挿入の手術 おおかた半年を病院暮らし 
やっと杖をついて歩けるようになった
そんな友人の作品展 仲間との4人展 
怪我にも負けないで リハビリに通いながら よくぞ頑張った
手を叩いて 褒め称えたい 偉いよ!えらい! 
頑張りに 驚きとと共に 称賛する
広い会場に 大作から小品まで 何点かの出品
テーマにしているヨットの作品が3点と ヨットをデフォルメした作品が2点
他に小品が・・・・・ 
初夏にふさわしいヨットたち とても気持ちのいい作品展
陸に上がったヨット その中でも 赤のヨットが効いていて
気持ちが ぐい〜と引っ張られる
これから 日本列島は 梅雨というものに悩まされるが
こんな爽やかな絵が 部屋に飾られていたら 心も和むだろう
そんな思いをもって 会場を後にして 更に陽射しが強くなったなか
バス乗り場へ 足を進めた 

2009年6月5日金曜日

コサージュとストール














デパートの手芸品売り場で見つけたレーステープ(リボン) 
ストールになりコサージュにと
いろいろ変化していた
そのおもしろさに惹かれ 気に入ったレース・リボン・パールビーズなど
求めて 挑戦
5〜6種類の様々な柄と幅の異なるもので 作るのは 見た目より大変な作業
簡単にできそうで 出来ない
表情が出ない  指先一つで 表情が変わり 雰囲気が がらりと変わる
ああでもない こうでもないと ひねくり回して出来たもの
写真が上手く撮れていないが 私の一つの成果
黒のパンツスーツの襟元を ちょっと・・・・・
少しは いつもと違った雰囲気が出るかな?
若い人なみに 華やいでみようと・・・・・
果たしていかなるものか
胸を張って 気持ち若返って 颯爽と 街を歩いてみたら
明日への活力になるかな?
  写真 右は ストールにコサージュをつけると・・・・・
     左は コサージュ

2009年6月4日木曜日

野良猫〜3〜

小鳥のえさを 横取りしていた野良猫
餌を食べるには 裏の家の庭から
あがって食べていたが 
水は ちゃっかりと 我が家の庭にきて
噴水の水を 飲んでいる
小鳥が 時々 水浴びしているけれど
水ぐらい飲んでもかまわないが 
花壇の花は踏みつけるし また
花のなかで 用足しもしてゆく
これには困ったもの
噴水も 水が循環するようになっているため 鉢に水を入れ 
メダカを何匹か入れている そして水草も・・・・・
水を飲むのはいいとして メダカさんだけは 手をかけないで欲しい
そして 小鳥を追い払わないでね
野良猫さん お願いだから 用足しだけは 何処かで・・・・・
人様の迷惑にならないところで・・・・・ 
もうひとつ お願い 小鳥さんたちとも仲良くしてね 
餌も お水もどうぞ ご自由に・・・・追い払うようなことはしないから
約束してほしいなあ〜

 

2009年6月2日火曜日

野良猫〜2〜

春先に 我が家のガレージに仔猫が
住み着いているのを見つけた
親から 離れて独立したばかりの様子
とても可愛かったので 手元で育てたいと・・・
そう願い 餌をそ〜っと置いたりして
手なずけようとしたが なつかず
いつのまにか何処かへ・・・・・
その猫が 庭に時々来るようになった
生きていたのね と 
窓越しに声をかけるが  知らぬ顔 そっけない
野良の生活がしっかりと身につき 
窓を開けると素早く逃げてゆく なにもしないのに いじめないのに・・・・・

ついこの間 ふと 庭を見ると なんと小鳥のえさ台に入り込んで 
こちらを見ている野良猫さんがいる
ガレージにいた仔猫 時々 庭を悠々と散歩していたが
なんと鳥のえさ台にすっぽりはまっている 思わず 笑いがこみ上げてきた
小さな狭い庭だが 鳥のえさ台を置き 蜜柑 林檎 など種々の餌を置いていた
小鳥たちが 餌を置くと直ぐに どこからか飛んできて食べてくれるのを
楽しみにして眺めていた
しかし 最近 餌がいつもと違って 早く無くなるのが不思議だった
小鳥たちが 来る回数も減った
どうしたのだろう なぜだろうと気になってはいたが・・・・・
なんと なんとこの野良猫さんが 横取りしていたとは 思いもしなかった
隣の庭との堺 フェンス際に置かれているえさ台には 
我が家の庭からは 植え込みの木々が邪魔して 上がることが出来ない
お隣さんの庭からころ合いの木を伝って 今日は! と
ガレージにいた時と比べると 大きくなり まるまると太っていた
我が家が与えている鳥の餌のせいでしょうか
それとも どこかで 美味しい食事をいただいているのでしょうか
さて 野良猫さんは なんと返事するのでしょう

2009年6月1日月曜日

アジサイ〜クリスマス〜

通称 矢田寺(金剛山寺)へ 
アジサイを見に出掛けた時
山門前の茶処でいただいたアジサイ弁当
その食卓に添えられていた紫陽花ひと花
薄いブルーで 花一つ一つが小さく
とても可愛らしかった
可愛い 素敵と言う反応に
主である女主人は これ 四季咲きよ
可愛いでしょう と
一緒に行った友人たち一同と ともに驚いた
秋になったらまた咲くのよ 
そんな アジサイは 今まで聞いたこともない 
また 秋に咲いているところを 見たこともない
名前はね と アジサイの名前を聞いた時は 更に驚いた
「クリスマス」・・・・・・
まさか まさか なんで なんでと言いたかった
どうして クリスマスとつけられたのか 
女主人を 疑うわけではないけれど 本当なの? と思ったが 信じることにした
秋に咲くからか しかし色合いもクリスマスカラーとは違う
それとも 秋に咲く時は クリスマスカラーで咲くのか まさか・・・・・
いつの日か 疑問は解けるだろうか
アジサイの種類で 最近 はやりのアナベルではと思われ 調べたが
アナベルの特徴は 手まり咲きの白い大きな花房で 
土壌による色の変化はない とのこと
挿し木をするため いただいてきた苗を 大切にして 育ててみたい
うまく根や芽が出ますように 育ちますようにと 祈りつつ 挿し木をせねば・・・
毎日 鉢を見るのが楽しみ いつ芽が吹くのか たのしみ