地域の子どものためにと
開いた子ども文庫
私自身 子どもの時から何かをしたいと
儚い夢を持ち続けていた
そのなにかが なんなのか
見つけられないまま過ごしてきたが
それがある時 あるきっかけで
これだと思い いろいろ試行錯誤し
家族に相談して 開いた文庫
何も解らないなか 手探りで
我が子のために集めた絵本・童話などを
リビングに並べて・・・・・大勢の子どもたちと過ごしてきた
その時から すでに30数年の月日が流れた
多い時で100人以上の子どもが集まり 読み聞かせ・楽しいおしゃべり
お絵かき・折り紙などをしながら 子どもたちと向き合ってきた
一日に 何冊も絵本を読み 夕方には声が出ない日も・・・・・
この世に生を受けて それも本来なら命が流されて逝ったはずなのに
母親の努力や医学の力 そして神さまの計らいによって命が授けられて生きている
神により 社会や周りの人々によって生かされている以上 何かをせねばと
中学生のなか頃から 強く思っていた
その何かが 家庭文庫を・・・・・と
何回か 新聞社の取材受け その度に子供が増えた・・・・・しかし
文庫での 喜び 楽しみ 苦しみ 悩み 心さまよいながら 過ごしてきたが
時代が移りゆく中で 子どもたちが 訪れるのが減り始め 子ども自身が
文庫で遊んでいく余裕もなくしていき 時に追われている痛ましさが
目立つようになって・・・・・・
いつのまにか 訪れる子どもも たまに ほんのたまにになってきて・・・・・
何度 閉鎖しようと思ったか だが・・・・・誰かが 子どもが と
そして新聞記者の目にとまり 取材を受け 本日の新聞 地方版に・・・・・
現在の状況を 訴えたが・・・・・
上手く記事にして下さり 早速 夕方 知らぬ方から
励ましの電話を・・・・・だが 頑張っても
子どもが来てくれなければ 意味がない
私の情熱が 消えないうちに 来て欲しい きっと楽しいよ
いっぱい本を読んであげるよ
毎週 決まった曜日に開いて そしてその日の記録を 書き綴り
本好きな子のために 本を探しに歩いた希望と情熱が 甦りますように
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