去る24日の午後 旅に
前日まで降り続いた激しい雨は
朝になってもやまず
嫌な旅かな〜と
しかし お昼近くには
空も明るくなり始め ほっと〜
新幹線の中から見る風景
いつも伊吹山の姿を見るのを
楽しみに・・・・・
雨は あがっていたけれど
空は黒雲が残り 不気味な匂いが
伊吹山は残念ながら
中腹ぐらいから上は雲の中
農耕地の中に
どっしりと座る姿は見られず
しかし すでに田植えが
終わっているのか 青々とした田が
広がっているところもあったが
水が張られて 苗が 植え込まれるのを
今か今かと待ち望む田圃も沢山あった
その中で 所々に見る黄色い田
一面に広がっている
その中に小さく縁取られている緑の田は 苗床であろうと思われるが
黄色い田は〜?
黄色田圃は なにが植えられているのか?
そばに近寄ってみれば解ることなのだろうが
生憎と新幹線からの車窓風景 すごいスピードで通り過ぎて行く
確かめる余地もない 麦かな 麦の穂なのかなあ〜 と思いつつ
まずは最初の目的地へ・・・・・
嬉しいことに雨は 降りもせず
雲行きは 怪しいけれど涙が こぼれ落ちることもなく
次の日 学生時代の仲良しグループと一年ぶりの再会
そして 温泉へ バスに揺られて・・・・・
その道中 温泉地 近くまで来た時の道ばたに
なんとなんと麦畑が広がっている
ああ〜 昨日の黄色い色は 麦の穂だったんだと・・・・・
きのう見た場所と 直線距離で結んだら 思いの外近いはず
交通と道路の都合で回り道になる
木曽川と長良川に挟まれた地帯・・・・・
昨日の場所は滋賀県か岐阜県のあたり
久しぶりに間近で 麦の畑を見ました
歌まで思い出すほど麦畑の横を バスは 麦の穂に触れるほど近くを走る
窓から よく見えました まさに黄金色で 見事でした
子どもの頃 或いは戦争のため田舎に疎開していた頃は よく見ました
麦踏みも 凍てる黒土にみせる緑の顔を とんとんと踏んで歩く
冷たい手をすり合わせながら 頬を真っ赤にして・・・・・
懐かしいものをみた思いがしました
最近見ないから あまり作られていないのか
麦は何処へ行ったのかと 思っていましたが
育っていました 立派に なんか嬉しくなって こころ弾みました
5月も終わりですが・・・・・
風薫る5月 麦の穂は揺らめき
ヒバリのなく声は 聞こえずとも
心に 響いていくる 可愛い鳥の声が
爽やかな風に乗って 歌が 流れてくる
黄色い穂先の上を 波乗りしながら
懐かしい歌が 耳に 心に 押し寄せてくる
麦畑のなかに あの子が・・・・・ 微笑んでいる
なんと懐かしいことよ
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