旅の続き〜
気持ちのいい温泉に入り
久しぶりに会う友と
おしゃべりに花を咲かせ・・・・・
二日目 すぐ近くの「なばなの里」へ
ここまで来たのだから
どうしても行ってみたい場所
花の庭園やバラ園を
澄み切った青い空のもと
風に身を任せ 花の精に触れながら
散策したい その願いもさることながら
幻の青いケシの花に会いたい と
強く 強く望んでなばなの里
〜長良川水辺の夢のような小さな村〜
へ 足を運んだ
宿で見た青いケシの花のポスター
ああ〜 今 咲いている
久しぶりというか もう何年になるのか
忘れてしまうほど前
「花博」で見た記憶が・・・・・
しかし あの時は 大勢の人・人 人垣からちらっと見た
それだけの記憶しかない
それが まともに見える まともに見ることが・・・・
こんな機会はなかなかないはず・・・・・
庭園の中にあるベコニア館のある場所に
群れとなって・・・・・幾つか咲いて
美しい まさに「天上の妖精」と呼ばれるにふさわしい透明なブルーの花
明るい光線 というか 陽射しを浴びて煌めいている
けれど 見たい 美しい 幻 それらの言葉に惑わされたのか
それとも思いこみが強すぎたのか 期待しすぎなのか
一輪だけを眺めて 見つめ合うと
心揺すぶられ深く吸い込まれていくようで
遙か彼方の ヒマラヤの 中国の 高地が 目に浮かぶような・・・・・
吸い込まれるような青い 碧い空 透明な風
ふと忍び寄って 襟足を 身体を 愛撫するように まとわりつく・・・・・・
しかし 哀しいかな 植えられた場所が 適った場所なのでしょうが
でも でも 後ろにある植物が 邪魔をして
いい雰囲気が 消されていく
一輪だけと向き合えば それはそれは 美しい 妖精に巡り会った心に
何本か群れて咲くその全体像が バックにあるベコニアに
濃緑のしかも赤黒い緑と赤い花とに しかも背の高い大きな株に消され行く
ただ 植えた 育てた だけではなく花の持つ雰囲気も
考えて欲しいと 思ったのは 間違っているのかも知れない
私の思いこみが強いからかも・・・・
けれど けれど 青いケシ 幻の花 天上の妖精・・・・・
といわれているのだから・・・・・もう少し なんとか と
花は 育てるだけでなく 目に美しい ほのかな優しさを感じる
そんなレイアウトが あってもいいのでは・・・・・
私の小さなガーデンでも
いつもいつも 美しいレイアウトに と願っている
私にとっては ちょっと こころ傷むケシの花
綺麗な小さな村 よかったですよ
心 休まり 癒され 花の下で飲むお茶は 格別
天上に吊されていたベコニアの花が コーヒーカップのすぐ横に
落ちてきて 歩き疲れた体を気持ちを 慰めとなり
黄色い大きなベコニア
しばし眺めて テーブルに載せたまま・・・・・別れて・・・・・
命を 落とす寸前に いい仕事をしました と思っていることでしょう
床に落ちれば 誰かに踏まれることでしょう
ほんの短い時でしたけれど 慰められ 豊かになり 感謝・・・・
旅のほんのひとときのこと
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