2010年12月17日金曜日

まだ生きています

冷たい日でした けれど思ったより
寒く感じませんでした
1月中旬の気温とか 
今年一番の寒さといいますけれど
厳しいとは思わず
こちらが鈍感になったのでしょうか
寒い 冷たい もっと張り詰めた
凛とした空気で 耳が痛いと
悲鳴を上げるのに
風がないだけに 庭にでていると
穏やかさすら感じました
庭でうずくまって土いじりを
いつのまにか メジロが飛来して
目の前で蜜柑をついばみ
おまけに水浴びまで・・・・・
すぐ傍で見ることが出来たのは
感動でしたが カメラには・・・・
立ち上がれば 驚いていずこにか
飛んでいくでしょうし 小鳥の気の済むまでと 
我慢して じ〜っとしていました
作品展の時に 斑入りの立派なポインセチアをいただきました
なかなか手に入らないのよ しかもいい株でしょう 私はこの斑入りが好きなのと
ごく親しい友人が お祝いに・・・・・
嬉しく まずは いただいた状態で 写真を撮りました
ラッピングも 素敵でした クリスマスカラーの赤と緑のリボンが添えられて
会場は 乾燥がきついので 水やりにも注意をして 会期が終わった後も
我が家に持ち帰り大切にしていましたのに
環境が変わったせいでしょうか 我が家へ来てから 4〜5日経つと
葉がみるみるうちに萎れていきました 
どうしたの? 不思議でした 水やりを忘れているわけでもないし
置き場所も考慮しているのに 下葉から 日に日に衰えて 
緑の葉は ないと言っていいほどになりました
こんな事ってあるのでしょうか
赤い葉だけが元気なのです どうしようにもなく 思い切って外へ出しました
冷たい風にも 雨にも 当たっていますが 斑の入った赤い葉だけは 元気でいます
私の手当の仕方 私の世話が悪かったのでしょうか
原因がわかりません ご存じの方 教えて下さい
今更どうしようにもありませんが 今後のこともあると思いますので
二枚の写真は いただいた時の姿と 庭に放り出された姿です
冷たい外気の中 黙って立ちつくす姿 夜もそのままにしています
まるで お母さんに叱られて 家の外に放り出された子どものようです
小学生だったか 幼稚園の時だったかは 忘れましたが 叱られて
家に入れてもらえなかったことを 思い出します
何を悪いことをしたのか 記憶にはありませんが 母にひどく叱られ
外に出されました 玄関は勿論 いつも開いている路地の裏口も閉められていました
哀しかった・・・・・懐かしい想いです
我が息子にも その様なことをしたことがあります
2歳ぐらいの時 東京暮らしのマンションで廊下に・・・・・
泣いていました お向かいの老夫婦が とても息子を可愛がって下さいました
そのご夫妻 ご主人の方が見かねて 奥様に助けに行けと しかし
奥様は いいえ  あれは躾のひとつです 解ってしているからいいんですと・・・・・
そのうち 息子も ごめんなさい ママ ごめんなさい と
ドーアーを開けると 息子は飛び込んできました
しっかりと抱きとめて 頭をさすったことも 想い出します
そのご夫妻 ○○のおばあちゃんと呼び 親しくしていただき
そして 子どもの教育や躾にも 協力的で 不安な子育ての中で どれだけ助かったか
感謝あるのみです 多分 私の母と同じ年でしたから 今は お二人とも
天の国での生活だと思います
哀れな ポインセチアを見て いろんな事が 甦ってきます
遠い昔のこと 何十年も前のこと 人間は 抱きしめ 頬ずりして 心を抱きとめ
温かい気持ちになりますが 花だけは どうしようにもなくトホホ・・・です
でも 赤い葉だけでも残り 慰められています
けなげな姿ですが 温かく見守っていくことにします
緑葉は だめですが そのものは生きています 命あるからこそ 
母体がしっかりと赤い葉を守っているのだと思います
庭が 一段と華やかです いいですよ! 気持ち晴れます 

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