2011年1月5日水曜日

コンクリートの隙間から〜生命力〜

あまり寒くはありませんが
冬らしい天候で 灰色の空と
太陽の輝く空と 一日に何回も
代わりっこしていました
きのう クリスマスローズの蕾の
話しをしましたが 今日はひとり
生えの姿を見てください
写真は いずれも
クリスマスローズのこぼれ種から
芽が出たものです
しかも 一列に綺麗に並んでいま
すが かなり混み合っています
可哀相だと思われるでしょう
これで おおきなのは 三年程
時が経っています
ここは 表通りに面したところで
我が家の敷地前です
ちょうど前の側溝があり側溝の 
間から顔を出しています
本当は どこかに 植え直すのが
最善なのですが 側溝の蓋が
コンクリートでしかも厚みがあり
とても 一人では 持ち上げらず
と言って 抜き採ろうとしても
蓋の下に根を張っているらしく
抜けず ちぎれてしまう始末
最初の頃 抜いてみようと
試みましたが 駄目ということが
解って そのままにしています
肥料も水も なにもしてません
でも なんと生命力の強いこと 驚きです
表面に土がないのですから そして隙間に生えているとはいえ
細い 細い隙間 なんの手当も出来ません
すぐ近くにクリスマスローズの鉢植えを何鉢か置いていますから
そこからこぼれた種で・・・・・・
果たしていつまで そして何処まで 成長するのでしょう
夏も 敷地内の 鉢に水をやりますから その水が流れていき
どうやらそれで潤っているようです
何はともあれ すごい生命力です
クリスマスローズの傍にある鉢物は すべてと言っていいほど
こぼれた種が 芽を出しています 
でもコンクリートの隙間から芽を出し育つ その力にあやかりたいですね
12月に入って 植え替えたブラキカムの鉢からも芽が出ています
これは 植え替える時の中に種が混じっていたのでしょうか
何処で侵入したのかは解りませんが この鉢は 普段はガレージの
柱の上に載せていますから 空を飛んだとは 考えられませんが 
何かの拍子に入ったのでしょう
しかし 種子の保存のために 植物は 考えていろいろな方法で移動する
子どもの科学絵本「たねのりょこう」(アーマ・E・ウエバー著 福音館)を読むと面白いように解ります
種子が子孫保存のために工夫している話しが 絵と共に書かれています
息子達が小さい時に よく読んでやりましたし 子どもも喜んでみていました
どのような方法で 高いところにある鉢の中に入り込んだか解りませんが
これまた愛しいですね
コンクリートの隙間から 顔を出し 生きようとしている姿
果たして 生き伸びて 花を咲かせ 次世代へ思いを
伝えることが出来るでしょうか
ここは 西日がきつく当たる場所 しかもコンクリートでは 熱に
暑さにくるまれるところ よく 今日まで生きていると感心します
だからこそ 花の 植物の 思いを叶えてあげたいと思いますが・・・・・
無理難題 後は 上手く育ちますようにと神に祈るのみ
私の心が通じれば嬉しきこと・・・・・
でも もう三年ほど生きています 新しい生命も含まれているかも
どれが 三年前で どれが去年かなんて解りません
とにかく毎年 もっと沢山 新しい命が芽吹くのですから
命の強さを思い知り 大切さを痛感しています
生命力の強さに魅せられて・・・命は大切しなければと思います

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