日本列島 今冬一番の冷え込みとか しかし 思ったより暖かく穏やかな日和 風がなかったせいでしょうか
冷たくもなく 冬にしてはよく
晴れ渡り 気持ちがよい日でした
トール 今年初のレッスン
年頭の挨拶に始まり
仲間と和気あいあいに昨年からの
続きのレッスンを受ける
その帰り道 いつもとは少し違って
気分を変えて 違う道を歩いてみようと
歩き始めると 県立高校の門前に・・・・・
その前の家に 不思議な花(?)を見つけました
おやっ〜と思いましたが 学校の門前に先生らしき方が立っておられるので カメラを出すのがはばかられ そのまま歩き続けました
しばらくして 振り返ると その先生は門の中へ・・・・・
どうもタバコを吸いに出ていらしたようで 校舎の中へ・・・・・
急いで戻り カメラに収めました
家の角で プランターに植えられひょろひょろと伸び 幹が細いため
枝の付いた葉っぱの重みで 垂れ下がっていました
その木 なんの木? 葉っぱはキョウチクトウのよう でも珍しい
だけどどこかで見た覚えがあるような気もする とにかく カメラに
もう夕方近くでしたが・・・・・
よくよく見ると 木は二本 一本は プランターに根付いて
しかしもう一本は なんと 種がこぼれたのでしょうか
プランター脇のコンクリートの間から芽を出し育ったようです
実が いくつか立派に付いていました 矢張り たわんで下向いています
けれど なんの実 なんと言う名 花は?
実であることは確か 実になるには 花が咲かなくては・・・・・
名前が解りません 帰り道 出会った友人に写真を見せて
尋ねましたが不明
さてと 調べました 先ほどまでかかって・・・・・
風船唐綿(フウセントウワタ)
南アフリカ原産 ガガイモ科 1936年頃に我が国に渡来
夏から秋の初めに 小さな白い花を付け 秋には 大きめな実を付ける
花は控え目 しかし実は 棘を持つ紙風船のような
丸いような四角いような形の実になる
晩秋には 膨らんだ風船が 熟して割れ中から白い綿毛と黒い種子が出てくる
調べた結果 その様に書かれてありました
晩秋に実がはじくと しかし まだしっかりと枝にとりついていました
細かい棘は気持ちが悪いほど伸びています それも無数に・・・・・
秋の終わりに 膨らんだ風船が割れて 白い綿毛を付けて黒い小さな種子が 秋風に揺れながら空へ 宇宙に飛んでいく 舞い上がってゆく
まさに種子の旅 きっとその姿は 風情があることでしょうね
その瞬間を見てみたいものです
花言葉は 花と実とは違うそうです
そのものは「楽しい生活」 花は 「隠された能力」 実は「いっぱいの夢」
花そのものを表しているような言葉ですね
宇宙に舞い上がる種子 いっぱいの夢を載せて 何処まで飛んでゆくのでしょう
いずこまで 旅するのでしょう
そして上手く種子保存になるのでしょうか
多分 見るチャンスはないかと思います でも可愛い花は 見てみたいですね
栄養が不足しているのか 幹は 細く枝も 背の高さから言うと細いように感じました
コンクリートの割れ目から芽を出したと言うことは
かなりの生命力の持ち主であることは確かですね
花の咲く頃 この道を通れば 花が咲いている姿が 見られるかも
しかし 来夏まで記憶にとどめ置くことができるでしょうか
怪しいものです この頃 すぐ何事も 忘却の彼方に去りゆきますから
たまには 同じ道ばかり歩かないで 変えてみるのも 面白いですね
この年の初めから 体調を崩して ダウンしていただけに 生命力の強さに感動
そんな窮屈なところでも育っているのね と 今の私にとっては この上ない励ましの花でした
初のレッスン日に 出会い 勇気を貰いました
珍しい出会いと共に 嬉しい 力強い出会いでした
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