2012年5月14日月曜日

風に揺れている帰化植物

爽やかな風が吹き 先日来の
各地の荒れ模様だったことが
想像できないほど 気持ちの
いい日
今年の冬は 庭の餌台のすぐ
近くに野良猫さんが・・・・・
敷地は隣の庭 丁度我が家との
境界線あたり 陽だまりである
ためか いつも枯れ草の上で
寝そべって・・・・・その為
珍しく小鳥が来ませんでした
近くまで来てはいるのだけれど
〜声はすれども姿見えず〜
とても残念でした
猫が いつもいるからでしょう
毎年 餌台に餌を置くのを待ち
かね 請求の鳴き声すら上げて
いたのに また おいでと呼べ
ば どこからか飛んできて 餌をついばみ 水鉢で水浴びまでしていったのに 今日の爽やかな風のなか ちいさな可愛い鳴き声が 聞こえてきました
ああ〜 きっとヒヨドリの子ども 鳴き声が響き 姿は解りませんでしたが 嬉しくなりました 小鳥にとって大敵の猫を追い払うことは出来ませんし 共存するべきなのでしょう だけど難しいね
でも近くに小鳥がいる それだけで嬉しくなりました
土曜日 駅前の空き地で「ひなげし」が咲いていました
最近は何処にでも見かけるひなげし ポピー 随分前 ふと空き地や道ばたで見かけた時なんて可愛い花と しばし魅入ったことがあります オレンジの色がなんとも言えず 風に揺られている姿は 風情があり魅力的でした
一面 野っ原に咲き乱れたら美しかろうと想像もしました
しかし この野原や空き地 少しの土があれば 何処にでも咲く強い花は「ナガミヒナゲシ」と言い 帰化植物 増えて困っているとのこと キリン草みたいな邪魔者扱いの花である事を知りました
ひなげしは 別名 虞美人草 夏目漱石の小説のタイトルにもなっています なんでもタイトルを考えていた時に 花屋の前を通りがかり ひなげしの花が美しかったので それでこれ!と虞美人草とつけられたとか
ひなげしは 子どもの頃読んだ本にも出てきたような思いがあり 懐かしい花という感じがします でもヒナギクと間違えているのかも知れません
ヒナゲシ(雛罌粟)の花は とても愛らしい 我が家の庭では育てていませんが 好きな花の一つです
以前 この花を スペイン 仏蘭西を旅した思いとして作品にしました
いつか報告します「アマポーラ」というタイトルで アマポーラはスペイン語でひなげし
歌もありますね それぞれに愛着のある花なのでしょう
しかし 邪魔者と聞かされて 植物の生態系を損なうのは困りますね
どんなに可愛くても・・・・・
愛しい姿であり愛らしいけれど 困った花ですって・・・

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