お昼頃から ポツリポツリ降り
はじめた雨 空を見上げれば
雲行きが怪しく 冷たい風が
一瞬 さあ〜っと吹き付ける
ああ〜雨! 雨が本降りに・・
いよいよ梅雨入りか・・・・・
長い梅雨が来る 日本独特の
気象なのか・・・・・
雨が 一休みしたわずかな時間
その隙に園芸店へ 花を求めて
これから雨休みの隙を縫いつつ庭仕事をする予定
「月見草 花のしおれし 原行けば
日のなきがらを 踏む心地する」 与謝野 晶子
今頃の季節になると 庭のあちらこちらで昼咲月見草が咲き始めます
いつ 我が家に来たのか 初めて庭で見たのは拾数年前 園芸店の人は 雑草です 増えて困りますよ 抜いた方がいい と しかし あまりにも花が可愛らしく 抜き去るのは忍びがたく 増えた時は増えた時 その時考えようと 一株だけでしたが 見守ってきました
毎年咲きます 不思議なことに 増えているのですが 多量でなく 同じ場所でもなく ここに一本 あちらにと 勝手に移動して5〜6本あるのみです
春になると急に土の中から顔を出します うっかりしていると 草?と思って抜いてしまう時もあります ただ 花茎が弱く ひょろひょろとして お行儀が悪いのが難点です
月見草は 夜 月の光を浴びて花開き 朝日が射し始めると閉じてしまうのが月見草
この可憐な花 優しい花は 昼間のギラギラ照りつける陽を浴びて咲いています
それ故 「昼咲月見草」と言われる所以
可愛いでしょう 抜きなさいと言われたけれど 抜かなくってよかったと思っています
これから暫く楽しめます
今は 雨の降る闇夜 花はうつむいています 花そのものは閉じてはいませんが 哀しげです 明日は晴れるかなあ〜と 思いを巡らしているのでは・・・・・
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