2014年6月9日月曜日

ホタルブクロが・・・・・












あちらでもこちらでも雨のニュースが 特に北の方は酷い様子
西日本もどうように雨 雨
だが 当地では 幸いと言うべきか 幸せなのか 雨が降って
困ります 河川は増水して と言うニュースも注意もなく・・・・・
暮らしやすい地域だと感謝すべきでしょうね
梅雨入りしたと言われてこの方 雨が降り続くこともなく 植木に水
やりが欠かせません
空模様はともかく そろそろ蛍が明かりをともし 飛び交う頃では・
もう20年も前でしょうか 今頃の季節 山里へ蛍を見に・・・・
雨が降ったり止んだりの天候で あたりに闇が広がるとどこからとも
なく蛍が飛んできたらしく 光りの点滅が・・・・・
無数にいるのでしょうキラキラ輝いて 立ち尽くす私達の傘のなかに
まで滑り込んで・・・林に 木々にふわりと舞う蛍 幻想的ですね
そのホタルの光っては消え また光って その点滅の間隔が地方に
よって違うそうです 関西では二秒に一回 関東では四秒に一回
なぜ違うのでしょう理由はまだわかっていないそうです
蛍を ホタルブクロの花の中に入れて明かりを楽しむ そのことを以
前 ここに書きました
丁度 蛍が飛び交う頃にホタルブクロが咲き始めました
我が家のホタルブクロのことについては 何度も報告しました
秋はおろか冬にまで季節外れに咲いたりして そのホタルブクロ
どうなったかと思いきや 芽があちこちに出て広がっています
葉を大きな葉を広げ存在をアッピールしていますが その中で今のと
ころ一株から花を咲かせています あたりごらん下さい 始末に困る
程 芽吹き葉を広げて でも花が咲くかどうか定かではありませんが
確実に株は増えています 葉も茎も弱々しく すぐ折れるわりには
丈夫ですね
この花の中に蛍を入れて なんて話 すごくロマンを感じますね
人間にとって照明というか 明かりが 心を癒す糧になっるのですね
学びのための煌々とした明かりも必要ですが 部屋を柔らかく包んで
くれる間接照明もいいですね ホッとして 心安まりますものね


井上光三郎著「花の四季譜」で その中に書かれていたことは 
〜ホタルブクロの花の中に 蛍を入れてみたいと思い続けてきた
五つも六つも咲いた筒花の中で ピカッ ピカッと蛍が光ったら 
どんな色合いになるだろうかと想像するだけで楽しかった
そんなある日 新聞の投稿欄で思いがけぬ記事を目にした
埼玉県松山市の小宮さん(82歳)で
「蛍袋が咲くと 堤外の小川にホタルを探し求めたが 
五度の夏はむなしく果たせなかったが 
ことしやっと念願がかなった 庭の蛍袋の開くのを待って 
小川に蛍をたずねたところ僥倖にも五匹もとれた
さっそく蛍袋を折って蛍を入れた 壺のような花の底がにおうのか
五匹は争って花の奥へ這いこんだ 電灯を消して薄紫の花の中で
明滅する蛍のまたたきを思う存分楽しんだ」
(昭和61年6月12日付 朝日新聞「声」欄)

2009・10・21に書きました 一部です 詳しくはアーカイブでどうぞ

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