2015年3月9日月曜日
国立博物館鑑賞会に参加して
細かい雨がそぼ降るなか 朝から京都へ
京都国立博物館の会員のための鑑賞会に参加
「天野山金剛寺の名宝」と「雛まつりと人形」の鑑賞で それぞれに
30分ずつ学芸員の方の解説を聞き そのご 各自自由に鑑賞
お雛様は 古い物は 色焼けなどして 目で見る煌びやかさはない
が 当時はさぞやと思わせる 豪華絢爛さが見られすごさに感心
金剛寺の名宝は どれも素晴らしい
日月山水図屏風は6曲2隻からなり 素晴らしい・・・・
室町時代(15世紀)の作品ではないかと
金剛寺という寺の名前は耳にしているものの今回作品を観て改めて
驚きました
国宝が三件 重要文化財が四十件を初めとする数多くの美術工芸品
や歴史的建造物が伝えられている
絹本著色 五秘密曼荼羅などの重要文化財の絵画は驚き
色彩も鮮やか美しい色を保ち 菩薩像がなんとも言えない顔をして
おり全身から醸し出される雰囲気のなまめかしいこと
5点ほど同じようなのが展示されていましたが どれも色彩が美しい
そして艶やか まさに菩薩像
いいもの見せてもらいました 心うたれ何かが体の中を通り抜けて
ゆく そんな感じがしました
屏風絵もいいですよ とても6世紀も前の物とは思えない
広げて展示されていますが 頂いたチラシを 解説の時 自分で
折りたたんで机の上にでも飾ってくださいと言われて 帰宅後
折りたたんでみました(一番上の写真)
すると広げて平面で見るのとは違って すごい立体感が出て しかも
遠近感も そして山がみどりの山がうごめいているように見てきます
その迫力 圧倒されます
ただただ すごいのひと言
静かな博物館
雨に打たれてまわりの木々の佇まいが又絵になりました
豊かな一日でした
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