今日も快晴に恵まれて 秋の陽ざしがキラキラ輝くなか
兵庫県立美術館へ
「パウル・クレー 〜だれにもないしょ。」展へ
クレーは知ってはいたが 作品を生では見たことがなく 興味津々
パンフレットを見ると 20世紀を代表するスイス生まれの画家
謎めいた部分に迫る個展を開催します
と書かれていて どの様に謎めいているのか 観る側の頭が混乱
するのではと思いつつ会場に・・・・・
極めて大きな作品はなく小品とまではいかないが どこにでも
気楽に飾れる大きさの作品が多く 全部で110点余り 全部
見終わって外へ出た時は いささか疲れ果てましたが 心配した
頭の混乱もなく むしろ楽しんで どの絵を観ても 色の美しさ
テーマの面白さ 構図の見事さ 感心して見いり 楽しみました
単純に1本の線で描かれた天使 そこに独特の色合いをのせて
子どもが線引きのようであって決してそうは思えない 考えさせ
られ 想像を働かせ しばし絵の前で 自問自答して・・・・
楽しい展覧会です
天使の描かれている前にたった時 どこかで観たことがある
いつか 以前に・・・・・ 頭を巡らせて ・・・・・
なんと自分で持っている本 アトリエの本棚に鎮座しているのと
一緒 と・・・・・やはりそうでした
クレーの天使に 谷川俊太郎が短詩を書いた本 で見てました
天使が好き 多分その思いで本を手許に引き寄せたのでしょう
絵につけられたとてもいい詩が その言葉にも惹きつけられたのでは
子の天使の岩を見た時は 一緒に行った友人と お互いに感想を述べ
観ていたのですが 勝手に想像して・・・谷川俊太郎さんは
〜ひとのはかのうえで
いしになったてんしたちは
わらうことをしらず
なみだをながすこともしらず
あるひとつぜんとびたつ
はるかなふるさとにむかって
・・・・・・と続きます
こんな風には思いもしませんでしたが 人それぞれの想い方 見方で
いいのでは
とにかく楽しかった
でもクレーという画家の頭の中は すごい発想力 すごいですね
いつも頭の中に音楽が在ったように感じました
疲れましたが 楽しかった
ほんのかけらでいい この発想力 欲しいなあ〜 の思いに駆られ
もっと勉強して 頑張ろうと 強く 思いました
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