2015年10月22日木曜日

秋の花 ホトトギス


珍しく続く晴天 だが 今日の午後は薄雲が張り詰めて 雨が
したたり落ちるのかと・・・・・
だがいつの間にか 青空に変わりゆき 寒くもなく 暑くもなく
心地よい陽ざしが射し込んで 気持ちがよく 虫の音が いっそう
響きわたって 秋の日を思い知る
ホトトギスが咲きましたと 毎年 報告しています
その報告も 四方八方に伸び 地下茎で子孫を増やし と或る意味
愚痴めいたことを書いていたと思います
それが 今年は剪定が効き過ぎたのか いつもの年と様子が変わって
おとなしく 咲いています しかも数少なく
立ち上がる茎が多すぎて やたらに伸びて いつもどこかに
くくりつけて・・・・・今年はそんなことをしなくとも 珍しく
静かに咲いています 暴れることもなく・・・・・
剪定が効き過ぎなのか 矯正が効き過ぎなのか・・・・
いずれにしても秋の花 その訪れを知らしめてくれています
「秘めた意志」が花言葉だそうです
色が鮮やか 或いは研ぎすまされた色とか という華やかさは
ないけれど 渋味たっぷりで なかなか風情のある花です
ムラサキシキブが紫の小さな玉粒を見せ ホトトギスが咲き
フジバカマも 咲き始めて 秋たけなわです
渋い花が咲き始めると 庭の風景が 変わります
華やかさはないけれど 渋く落ち着いた雰囲気に変わりゆく
そのようなシーンを観ていると 花の力 植物の表情などで 
変化してゆく 先日まで ついこの2〜3日前と すっかり
庭の景色が変わりゆくとつくづく感じます
ああ〜人はみな 生きている 呼吸している
すごいなあ〜 命って と そう思いながら
しばし庭を眺めて 時をやり過ごしました

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