2011年2月8日火曜日

春はまだかな?

暖かい日が続いています
その暖かさも今日までとか
夕方から雨が しとしと降り始め
久しぶりのお湿り 
生きとし生きるもの すべてが
ほっとする恵みの雨
かなり激しく降っています
ここず〜っと暖かい日が続いたこともあって 草花たちの芽生えが
ぐん〜と伸び ああ〜春近しと思わせていました
この恵みの雨によって また一段と伸びやかになるのでは・・・・・
先日 報告しましたアネモネが 生き生きと成長しています
球根の植え方が 偏ってしまったのか 密集して芽が出てきて 間引きしたいような感じです
でも 間引きはしません 可哀相です
暦の上では春です 我が家には 春を告げる代表的な植物 梅の木がありませんが きっと大きく膨らんでいるのでは 処によっては咲き始めて 香りを漂わせているのでは・・・・・
日曜日(六日)の朝日新聞の天声人語に 梅の花のことが書かれていました
四季に恵まれたこの国に 花木を観賞して楽しむ言葉が色々ある と言う書き出しに始まって 〜桜は花見と言い 秋には紅葉狩り そして梅なら探梅である 「探梅や遠き昔の汽車に乗り」山口誓子 これは記憶の中に開く花一輪であろうか 梅は寒さのきわまる時節 百花にさきがけて咲く その早咲きを山野に探すのが言葉の意味だという だから 冬の季語で 立春を過ぎれば観梅に変わる 探梅は「一輪ほどのあたたかさ」をいとおしみ 観梅は盛りの色香を愛でるといったところか 微にして妙な季節の移ろいである〜と
まだまだ続きますが まさに今頃の季節の微を表している
〜梅見は華やいで浮かれる花見とは異なり ゆるやかに歩を進め 咲き姿を楽しむ〜
まさにそうだと思います 梅ばかりではなく これから 冷たい風がまといつく中でも 芽を出し 顔を出し 季節の微に誘われて ゆるりと伸び 育ち 花開くものたちすべてに 通じることではと・・・・・思います
このアネモネも あたたかい風に誘われたり 冷たい風に首をすくめたりして 少しずつ 時に向かって歩んでいく その時 その今が その姿が まさに早春 
その早春を表す代表が梅なのでしょう 
でも我が家の庭にも 梅の木はありませんが 花桃の蕾もかなり膨らみ始めていますし いくつもの早春を思わせる命の展開が見られます
今日の雨 「一雨ごとに暖かくなる」 雨でしょうか 
よく冬が終わりに近づく頃には その様に言いますけれど 冷たい雨でした 冬が逆戻りするような雨です
この週末には 雪が舞うかもと 春は まだまだ遠く 遙か彼方なのでしょうか
何はともあれ 庭の生き物たちは 春に向かって ゆったりとした歩みですが 歩き始めています チューリップも僅かですが 顔を出し始めました
まだ 春へと 冬へとの行きつ戻りつつのおしくらべの時期なのでしょう
でも明るい方向への歩みは 希望がありますね

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