久しぶりに見る夕焼け
今 まさに地獄の底に落ちなんと
ハッと胸をすくわれる
優しい夕焼けを見た今 その横で展開される炎のたぎり
久しぶりに見る夕焼けは 美しいと感動したのも束の間のこと
鈍色に柔らかいオレンジが染まりゆく
厚くなっていくねずみ色 その狭間の美しさ
あしたの未来を予告するかのように
オレンジ色に染まりゆく雲が棚引く 流れ行く
どこへ流れて行くのか あしたの空へか
が くるりと回るその空で 山の端に落ち行く陽の輝き
我は今から地獄へと 声をあげて 落ちてゆく
なにが待っているのかその地の果てに 熱い炎だけがぎらついて
それはたぎる心か 怒りの心か 燃ゆる思いか
何をのせて 地の果てにのせて周りゆくのか
明日も 明後日も とこしえにたぎるのか
燃えつきることなく・・・・・
優しいオレンジは 次第にかき消されて 闇に包まれゆく
夜の帳が降りてくる
僅かな時のせめぎあい やがて来る闇に 夜の国に・・・・・
明日の未来の幸せを 平和を祈り またと・・・・
風邪未だ納まらず中 出かけた都会の雑踏へ
その帰り道 ふと出会った夕焼け
駅のプラットホームでの出会い 冷たい風が吹き抜けるホームでああ〜ダウンコートを着ている人が 羨ましいと思う程 冷たい風
が 天空は すざましい夕焼けで 熱く燃えている
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