2011年7月1日金曜日

遅ればせながら〜

朝のうちに降っていた雨は
お昼頃にはあがり 青空が
顔見せ 昨日まで輝いていた
太陽と同じなのに 何故か
懐かしい気がする
わずかな時 顔を見なかった
だけなのに 不思議な思い
夕方には むっとした湿気は
感じられず さわやかな風が
吹き巡り久しぶりに気持がいい
昨年だと思いますが 求めたカラー 
ほんのりとしたピンクがかって 心和らげる色合いでした
とても気に入りました 次の年も咲けばいいのにと願いを込め その鉢のまま 庭の片隅に置き 水やりだけは忘れずに 心がけていました それでも 人間は勝手なもので いつの間にか忘れさり 花屋さんの店頭にカラーの鉢植えが並び始めると 思い出し 我が家のは いかになっているかと 覗いてみると 黒土のまま・・・・・
ああ〜駄目だったのか 枯れてしまったのか 残念だな〜 と心が萎えました
それから何日たったのか かなり長い日でしたので 記憶も定かでありません
それほどの日を経て 再び覗いてみると ほんのわずかにやや草色を帯びた白い芽が つくん つくんと何本か出ているではありませんか 
おやまあ〜 元気だったのね 生きていたのね 急いで明るい日差しのよく当たるところへ出してやりました それからは 見違えるように生き生きと葉が伸び 蕾もあがり 花開きました
まさに復活 嬉しいこと 喜びはひとしお 急いで玄関近くのよく目のつくところに置いてありがとうと感謝の気持で 楽しませてもらっています
命あるもの全て 意外とあっさりと命が失せる物よという人もいます でも 生きている全てがそうだとは言い切れません むしろ生命力は かなりしたたかで 強いと思います そう簡単に 命が失われては・・・・・
昨秋求めた白はぎも そうです 棒のような裸木になり ああこれも駄目なのか 一向に芽吹かない いくら落葉樹といえども・・・・・でもそんな心配事はよそ事のように 今は若葉を揺るがせています
どの木も草花も 命あるもの 全て強いです 生きようとみんな必死で頑張っているのでしょう 目に見えないところで 土の中で 木の中で たくましいですね
花びらの縁をわずかにピンクに染めているカラー 水やりなのか 肥料なのか 自然のエネルギー(日の光)なのか いずれか 原因は分かりかねますが 花は小さな花です 花数も少なく 寂しい思いです でも生きていた その命の大きさに喜びと感謝でいっぱいです
今日から 文月 7月1日 釜蓋朔日(かまぶたついたち)
お盆を迎える準備の始まりは 今日から
あの世の釜のふたが開いて ご先祖の精霊が 冥土から我が家に旅立つ日
あの世からの旅の道のりは 厳しいものゆえ 朔日から旅立たないとまにあわないから だから今日から準備を始めるのだそうです 命の大切さをしみじみと思う時でもありますよね
先達の人たちを忍び 敬い その重さを 重ね合わせる時なのでしょう
今の時 花開いて人々の目を楽しませ 心を和ませ そして黙って静かに去り行く けれど 新しい年には 再び甦り 喜びを与えてくれる花たち やはり命の重みを知らねば 命を尊いものとして・・・・全て生あるものに対して 思い馳せねば・・・・・いのちを・・・・

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