2012年10月6日土曜日

レモンの日

秋の日にしては強い陽射し
気持ちよく晴れていたお昼前
けれど午後には陰りを見せ始め
秋なのに花曇りのような空模様
蒸し蒸しした一日でした
午後 久し振りにコンサートへ
ヴァイオリンコンサート
教会の礼拝堂での演奏会
小さな演奏会 それでもかなり
の人が集まり 和やかな雰囲気
の中で始まり ブラームス ヘンデル ベートーヴェンなど
ヴァイオリンの音色を楽しみました ピアノの伴奏でヴァイオリンが
奏でる名曲を聴くのも心がしっとりしていいものですね 
秋は芸術を楽しむには良き季節 でも 今日は少し暑くその分だけ
残念でした
これからが アートを楽しむ本番 美術展も各地で目白押し あれも
これも観たい 音楽も聴きたい そんな事を思うと目が回りそう
家の中も 夏から秋へ冬へのバージョンに 庭も同様 山ほどする
ことがありますね
きのうの事ですが 5日はレモンの日 一日遅れですが レモンと
言えば 梶井基次郎の小説「檸檬」が思い浮かびます 若き日に読み
ました 高校生の頃でしょうか 一時 文学に憧れを感じ 名作と
言われる本を 手当たり次第読みあさった時代があります 
今この檸檬 思い出しても中味は余り記憶が定かではありません 
肺を病み 憂鬱に心を潰されそうになりながら京都の街を彷徨って
いた私は 果物屋で目にとまった檸檬を買う その冷たさと香りに
幸福感を感じて・・・・・心の中を語った話だったようですが 
大阪の常国寺に梶井のお墓があります 何年か前に行ってきました
檸檬の日というので思い出しただけで レモンの日を設定した
のは 別の事柄からです 昨年の10月5日に その事について
ブログに書いています 高村光太郎の妻 智恵子さんが 死の直前
にレモンを噛んだと言われる日だそうです
レモンの冷たい感触 なんとも言えない香り それに触れて幸福感を
味わった梶井基次郎 憂鬱な気分は少しは晴れたのでしょうか
昔 読んだ本 覚えていません 読み直し?・・・今 その暇はなし
残念ですが・・・・そんな幸福感とは違うかも知れませんが 美しい
音色を聞き たっぷり幸福感を味わいました ありがとう!

 

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