レッスンの帰り道
冷たい雨が細々と降り始め 濡れては困ると
小脇にしっかとかきいだく作品
作品と言えるほど立派かどうかはさておき
陽射しを背一杯に受けて出掛けたトールのレッスン
夕方から雨ですよ との予報を心置きなく捨て去り いそいそと・・
キャンバスに描いた冬景色
急いで仕上げねば 間に合わない
もうおひな様を飾ろうとしているのに
いや いろんな処ですでに見かける雛飾り・・・・・
雪景色 折角だから 今少しの期間でも飾って眺めたい そんな思い
で描き上げた作品 決して立派とは言えないにしても 冬の雪が降る
そんな雰囲気は出せたのではと・・・・少しだけ満足して飾りたい
仕上がって嬉しい なのに 帰路 友人宅へ寄って用を済ませて外へ
出れば 予報通りの雨 あまりにもあっさりと傘を持たずに出た事を
後悔しながら 急ぎ足 でも でも 楽しい・・・満たされて・・・
そうキャンバスを濡らしたくはない
しっかと脇に抱え込んで・・・・・
傘もささず コートのフードを頭にすっぽり被せ 冷たい雨に打たれ
でも心は 一つの作品が出来た喜びで・・・・・
あめが ふったら ポンポロロン
あめが ふったら ピッチャンチャン
そんな詩が 心の中を過ぎってい行きました
絵本 「おじさんのかさ」 おはなし・え=さのようこ
小さな男の子と女の子が歌いながら歩いてい行く その声を聞いた
おじさんは本当かなと 立派な傘があるのに濡らすのが嫌で 雨宿り
をしていたのをやめて 傘を広げて歩き出します
矢っ張り聞こえました ピッチャンチャン ポンポロロンとおじさん
は嬉しくなりどんどん歩きます 上からもしたからも聞こえます
楽しいうたが・・・・・
傘は ないけれど 充実感で膨らんだ胸は 傘がなくても心に詩が
響きました
ピッチャンチャン ポンポロロン 楽しい響きです
とてもいいプレゼントを 恵みをいただいて 家にたどり着いても
ピッチャンチャン ポンポロロン が・・・・
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