やがて陽が沈む
燃えるような熱波を
送り続けた陽が沈む
旅立ちてゆく
くるりと回って裏側へ
太陽が恋しいと待ち望む国へ
名残惜しいのか
まだ熱は 絶えることなく
降り注ぐ
時はすでに
夕方の5時半も過ぎ
容赦なく降り注ぐあつい光を
まともに受けて 尚 涼しげな
紫陽花の花
今頃になってもまだ煌びやかに
咲き続けるアジサイ
強い陽射しにも負けることなく
雨の花 梅雨の花のはずが・・
来年の花芽が育つ時期なのに
来る年も花を見るためには
命を削らねば・・・ならぬ時
けれど 可憐に けなげに 暑さにも負けずに咲く姿に
鋏を入れることの苦しさ
命がある限り 見守りたいこの心情
この7月いっぱいまでは待とうか
8月の声を聞くときに決断しようか
このアジサイは 花咲くのが遅い
奥手なのか 特別なのか
どこのアジサイも終わりを告げ
頭を切られているいる姿を目にする頃
恥ずかしげに 咲き始める
アジサイの常識を破って 夕日にも かんかん照りにも
関係ありませんと言う顔で 咲いている
暑い あついと 嘆き 愚痴を言う
少し見習わねばと思うほど・・・
でも熱中症になりたくないものね
お水だけは 惜しまずまいてはいるけれど・・・・・
アジサイを見習わねば・・・・
今ごろは 暗闇の中で ホッとしているのかも・・・・・
お隣さんと話をしているかも 今日も暑くて辛かったね と
暑さの中 頑張って咲く紫陽花 こころ和みます ありがとうね
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