2010年10月9日土曜日

風になびく穂

〜秋の野の 美草刈りふき 宿れりし
  宇治の京(みやこ) の
     仮いおし思ほゆ〜 
      万葉集 額田王
 美草=すすき(薄 芒)
秋の七草の一つ ススキ(尾花)が
今頃 各地で開花 その様子が 
テレビに映し出されていました
そのススキ 昨日 芦屋霊園で 
あちこちに咲いているのを見ました
〜ススキの穂は 花のように見えるが
穂の先に毛のついた穂の集合だそうで
花びらはなく雄しべと雌しべだけの花
クリーム色の鳴子のように
ぶら下がっているのが雌しべで
小さい羽のような形をして 
花粉をつけているのが雄しべ〜
と ものの本に書かれていました
今まで ススキと言えば 花として扱い生け花に お月見飾りに と 
そして川の堤防でのススキの群生
などを 身近に慣れ親しんできました
雌しべとか雄しべなんて考えても
見ませんでした
芦屋霊園で見たススキ
銀色の穂をつけたススキと 
赤っぽい穂のススキと 
二種類を 目にしました
全く同じ種類で 時間の経過によって色が変わるのか・・・・・
ちょっと疑問に感じました
それで調べてみたのですが
よく解りません
写真で見ても 川縁で見るススキの穂も銀色の波打つ姿です
赤っぽい色の穂は 
穂の茎からして茶色です
このようなススキ 御覧になったことありますか 
違いがあるのか否か ご存じですか? 
子どもの頃 ススキの穂を手折りて ぶらぶらさせて遊んだ事がありますが
どんな遊びだったかは 記憶が定かではありませんが
なんだか楽しかった みんなと転げ回って遊んだ そんなことが甦ります
ススキは尾花ともいいますね けものの尾に似ているから尾花
狐のしっぽのようですね そんなことで遊んだのかも・・・・・
でも花言葉が 可愛らしい
「心が 通じる」ですって 
あなたと私はススキ? ススキの関係でありたいね
今頃になって知り得た花言葉 役にたつでしょうか
ロマンに 浸りたいところですが・・・・・・
山や高原のススキの群生は 綺麗でしょうね
秋の風になびいて 揺らいで・・・・・銀色の波に 夕陽が映えると
すごく美しいそうです
一度 目にしたいと願っていますが・・・・・・
ススキ ハギ 月 雁をテーマに 布絵を創りました
かなり以前ですが・・・・・・
後日 ここに載せることにします
今日は 一日中 雨 昨夕からの雨が 途切れることなく 降り続けています
寒いほどの気温でしたが 明日はまた暑いとか・・・・・

  

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