色とりどりの花に むせかえる花群れに
溶け込むことも出来ず
すくっと立ちつくしていたハシカンボク
あなたのところに行きたいよ
お願いだから 抱っこしてよ
聞くともなしに聞こえる声
一人で もがいていたハシカンボクさん
いいよ 私の処においで
狭いところだけれど
仲良く暮らしましょうよ
赤やピンク 黄色 紫
色彩のオンパレードに
面食らっていたハシカンボク
私の心を見透かして
私が助けたのか 助けられたのか
いずれでもいいのよ 共に暮らせれば
とっぷりと暮れた夜道を
しっかと抱えて 急ぐ道
はやく帰ろうねと話しかけながら
昼日中は 朝の涼しさが 嘘のような
ムッとする暑さ あちこちの高原で
コスモスが咲き 萩が 芒が
見頃だというのに この暑さ
いつになったら気持ちのよい秋日和になるのでしょう
出掛けた先の道のりにある園芸店
そこには草花から花木までと いろんな種類の植物が並んでいました
その中で 目についた花木 とてもおしゃれな名前が・・・・・
「さくら小町」なんで〜?
ノボタン科のハシカンボクでした
ハシカンボクは ピンクの花が一般的
ですから「さくら小町」なのでしょうか
ピンクの花が 咲いている中に 白い花のさくら小町が 一鉢だけあり
妙に気になり 花屋の前で 行きつ戻りつ・・・・・しかし
開花時期が長く よく咲くとのことで 手元に引き寄せました
沖縄 鹿児島では自生しているが 小さくても花がよく咲き
鉢植えで育つとのこと また 耐暑性はあるが 寒さにも弱いとの話しでした
しかし 不思議に 沖縄など暖かく 陽射しも強いと思われるところの花であるのに
半日陰を好み 強い日光は禁物とか
ああ〜 南の国の花 だからと勝手に思いこんではいけないようです
冬は 暖かい窓越しに置きましょうか でも 小さな鉢ですから
一回り大きな鉢に 入れ替えた方がいいのかも知れませんね
教会の地区の集まりに出掛け 話に花が咲きすぎて ちょっと疲れ気味
でも 可愛い花を見つけて 懐に抱きかかえ 包装された隙間から
ちらちら見える花に 癒されながら帰途に・・・・・
早速 窓辺に置きました 時間を見つけて鉢を 大きくしてあげることにして
今年は いつにない猛暑日の連続 これからはこのような夏が 訪れるとのこと
嫌だと思ってもどうすることも出来ません
花は 傷みが激しく 枯れないはずの花ですら 暑さに焼け焦がれ 消えてゆき
哀しい想いしました
そんな気候を思うと 草花は可哀相 と言ってなにもないガーデンもつまらない
上手に 花木をあしらってと 感じるようになり
ついつい 花木に目がいき・・・・・
と言って何でもかんでも植えるほど庭は広くないのだから
考慮して 草花を生かす花木があればと思っていますが・・・・・
上手くいくでしょうか
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