早朝 目覚めて 窓を開ければ
思わず身震いするほどの冷気が忍び込み
慌てて衣服をかき抱く
昼間は 気持ちよい日和
まだまだ暑い日が続きますと
天気予報は 言うけれど 朝夕の感触
肌に触れる風 陽射しの柔らかさ
こうして 次第に秋が深まりゆく
今日から 秋です 冬です ではなく
なんとなく いつのまにか 秋ね 冬ね
春の風よ〜と 肌に 心に浸透してゆく
少し乾き気味の庭に お水遣りを・・・・・・
草木は 水を一気に吸い上げるように 精気を取り戻していく
片隅にあるホトトギス なかなか蕾が上がる様子を見せず
昨年 あまりにもお行儀が悪かったので 姿勢を正した
その為に 花は 咲かないのかと・・・・・
いやいや 忘れずに 秋の訪れを告げて
蕾がふっくらと ふくらみ
今か今かと 時の来るのを 待ちわびている
大好きな花ではないけれど 秋の風情が 感じられ
秋を語るに なくてはならぬ花の一つ
もうすぐに 秋の陽射しを受けて 微笑むのでは・・・・・
楽しみに待つことに・・・・・・
水滴が葉の上で 転がり戯れる その目の前で 濃い赤紫の蕾が
風にゆらゆら揺れて・・・・・・
久しぶりに 庭に出ての巡り会い
朝夕の冷気が いっそう蕾の色を 濃く染めてゆく
なんだか嬉しい日でした すべて生命ある恵みに感謝して
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