2012年3月11日日曜日

震災 追悼・・・・・

丁度一年前 社会が崩壊し
生活が奪われんばかりの
地球の荒れ狂いよう 
大きな口を開けて 怒り 吠え
なんと言う凄まじさ 
テレビに画面に映し出され光景
しばし声もなく ただ唖然とす
午後2時46分 黙祷を捧げよ
う その場に居合わすことは
出来なかったものの 胸の中で
静かに祈りました
天気予報は 一日晴れのお日様
マークばかり でもその時刻頃
空は曇り 細かい雨が・・・・
まるで泣くかのように 涙雨か
霰もまじりが 傘に・・・・
打ち付ける音は 泣き声か 嗚咽か
東北の人たちの涙が 降りそそぐ・・・・泣いている 涙 涙雨 冷たい雨でした
震災から6日目 初めて自分の思いをツイッターに書き始めた福島の詩人 和合亮一
その方の存在を5月だったか6月だったかに知り それからツイッターをフォローして 読んでいます 詩が 心情が 書き連ねて・・・・
昨年 ツイッターが評判良く また共感を呼び 6月には出版されたのですぐ求め 改めて読みました
その一部です 3月16日 放射能が降っています 静かな夜です /ここまで私たちを痛めつける意味はあるのでしょうか /屋外から帰ったら 髪と手を洗いなさいと教えられました 私たちには それを洗う水など無いのです /私が避暑地として気に入って 時折過ごしていた南三陸海岸に 一昨日 1000人の遺体が流れ着きました /今これを書いている時に また地鳴りがしました 揺れました 息を殺して 中腰になって 揺れを睨みつけてやりました 放射能の雨の中で たった一人です
「詩の礫(つぶて)」は 3月16日から5月26日までのツイッターがまとめられています
すごいです 涙が溢れ なにもしてあげることの出来ない自分が 情けなくなります
本のカバーには 街を返せ 海を返せ 風を返せ 恋を返せ 誇りを返せ 福島を返せと
もう一冊「詩の邂逅」は 詩やいろんな言葉が紡いであります
〜この震災を 災難だと思ってはいけない あなたは 何度も それを語ってくれた
泣いたって状況は変わらないのなら 泣いたってふるさとに帰ることがむつかしいのなら
「悲しい」と「帰れない」という言葉を切り離して 生きていくしか無い そう話してくれた 強く 少し 涙目になって〜
いい言葉が書かれています 何かの機会がありましたら是非 手に取ってみてください
福島県生まれ 詩人 国語教師 震災直後からツイッターで作品の発表し続け 話題になり それをまとめたものと新たに書き下ろしと詩集 色々な賞も受賞されている
各地で追悼 テレビでは特集番組が・・・・・私は 涙雨の中 濡れそぼちながら 家に帰ったら もう一度 和合さんの本を開いてみようと 読み直して 心に祈りを込めようと 強く思いました
地球の怒り それをいさめることは 不可能です それであれば どう対処していくか そして いかに絆を深めて 助け合っていくか 課題は沢山なると見せつけられました
地震大国に暮らす以上 どう身を守るか どう防ぐか・・・・・
原発の問題もありますね あの福島の原発を 廃炉にするには40年かかるそうです
生まれたばかりの子が 40歳になってやっと終息するのです 恐ろしいものです
風も波も いずこにか去りゆき 自然の波も風も 返ってくるのでしょうか
返せ・・・・と叫びたいですね 東北のこと 東日本のことと 侮ることは出来ません
いつ我が身に降りかかるか 地震国ですから そしてまた協力 助け合い 手を取り合わねば
祈りつつ 何かの力になりたいと いつも気に掛かっています

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