気持ちがよい
けれど 春先の気候でしょうか
空は青く浮かぶ綿雲は 春の雲
透けてみえる全てのものは 春
体に纏わりつく風
春の始まりを知らしめる風
春の序曲の風
なんと冷たいことか
けれど 何処かで春の匂いが
風の中に潜んでいる
我が家のすぐ前の家の玄関先に
春を告げている花木が 一本
一風 変わった椿の花が今年も
道行く人に 挨拶している
もうすぐ 春爛漫ですよと
乙女が 恥じらいつつ紅を
さしたように紅色が混じる
花心は 楽しそうに大声で
笑っているかのように 華やか
その横で ちょっと飲み過ぎ
とばかりの赤い顔の椿が
一本の木です
どうなっているの?
不思議
樹は 成長に成長を重ねて
手を伸ばしてみても
でも満開はすごく華やかですよ
椿を 嫌う人も 沢山いるとか
花は 命 終える時 花びらが
舞い散るのではなく 首から
すとんと落下するから忌み嫌う
そんな人もいる反面
椿の大好きな人も大勢いるとか
亡き母が 椿が大好きで
いろんな種類の椿を・・・・
庭先に鉢を並べて楽しんでいたり 割と近場にある生産地を尋ねて 楽しんでいたようです
実家の玄関先に 八重の大輪の真っ白な椿があります
門をくぐって玄関先への僅かな通路に 植えてあり 花の満開の時は まるで雪が降り積もったようで とても美しく 夜 遅く帰った時など 月明かりに その白さが 冴えて ハッとしたものでした
きっとこの椿も 母の大切な花木だったのでしょう
今頃 天の空から眺めて にこやかな顔をしているのでは・・・・・
もう この世から 旅立ちて 18年になります・・・・・
椿が咲き始めてますよと 報告せねば・・・・
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