ひんやりとした空気が流れ
いつになったら春らしい軽やか
なおしゃれが出来るのでしょう
いつまでたってもセーターに身
を 包むあり様 しゃれっ気を
出して薄着をすると 風邪の神
様に襲われます 特に老いた身笑われてもしっかと身を守らないと・・・・・
今年の気候は おかしいですね
早春に咲くべき椿の花が あち
こちで今が見頃です
桜が散りゆくというのに 椿が
花盛りとはおかしいですね
先日 訪ねた明石の無量光寺
源氏物語で 明石入道の住まい
「浜辺の館」の屋敷跡とされて
いる 光源氏の屋敷がこの辺り
にあったらしく山門前に「蔦の細道」と呼ばれる小道があり そのお寺の山門を くぐるとすぐ目の前に 赤い椿の木が目に入りました ひとへの小ぶりの花 どこでもみかける椿です
随分と沢山 花が落下していましたから 見頃は過ぎたのかも知れません それでもまだまだ蕾が 多くついていました
赤が鮮明に冴えて情熱的な色 光源氏もこの花を眺めたのでしょうか
ふと 光の君は どんな思いで見つめたのか なんて遙か 遙か昔 遠い平安時代に想いを馳せて・・・・・
住職さんの手入れが行き届いているのか さくらの花も見事でしたが この椿の木の下の根元をみて ハッとしました
落下した花を 掃いて捨てるのではなく 根元に綺麗に並べられて 樹の持つ雰囲気づくりの一端を担っているのに 驚きました
なんと言う心遣いでしょう 優しいね 花に寄せる想いが伝わってきます
花の命が終わる時 最初は一つ落ちるだけかも でも次第に増えて 幾つも幾つも落ちてくることでしょう それを丹念に 傷めないように集めて・・・・・
ちょっとした心遣いで こんな演出が出来るのですね
優しさが手に取るように見えてきます 嬉しいですね
我が家は 昔 乙女椿がありましたが 今はなく 相棒が何処かで手に入れてきた椿と同じ仲間の侘び助がありますが 今年はもう終わりですが 次の年から ひらりと舞い降りた花を 周りに並べてみます
さあ〜 いよいよ春も本番 ジューンベリーの花が ムスカリ達草花が 開き始めました
庭に降り立つのが 愉しみになり わくわくしてきます
感謝ですね ありがとう
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