2012年8月21日火曜日

雲・くも・クモ〜空の雲


暑い一日が静かに幕を落とす時
青い空は薄墨色に変わりゆき
名残の陽の光が 空を雲を染めゆく 
やがて闇が訪れ 月の光が漏れてこぬ
夜が・・・長い夜が来る
暗黒の世界へのひとあし手前の輝き
夕焼けを眺め 仰ぎ 見つめて
下界の生き物は なにを想いつめ 
なにを感ずるのか
一日の苦しみか 明日への希望か
それとも与えられた命の讃歌か
喜びか・・・・・
夕闇迫るなか 怪しげな雲が行き交う
雨を呼ぶのか 嵐か 雷鳴をもたらすのか
心に不吉な風が吹く 心狂わせる匂いをまき散らす
草むらの影で 虫が鳴く 
秋を呼び込む音(ね)が かすかに響いてくる
心 安めなさい と諭すかのように 響き渡る
自然のなせる業 自然に任せて生きるか
自然から叡智を学ぶか 素直にしたがいて共存するか

夕闇迫るひととき 空を見上げれば・・・・・
いろんな想いが 心の中を過ぎっていく
希望の空もあれば 恐怖の空もある
ふと 言葉に表せない情に 囚われて いかにと思う時がある
空を見て なにを感じられますか
春の空は 夢を見させてくれる白いふんわりとした雲が浮かび 
夏空は もくもくと入道雲が立ちこめて 走りゆく雨を思わせ 
秋の夜空は 輝く月の光を浴び ひととき立ち尽くし想いを馳せる
冬空は 鈍色の厚い雲をはびこらせ 冷たい雪を舞い散らす 
冬の夜空は 星が美しい 煌めいて 冷たい空気が張り 星が輝く

暑かった日が暮れゆきました 明日も暑き日でしょう
やがて来るであろう秋の風に 想いを馳せて元気でいたいもの

二枚の写真 撮影時刻は同じ 同じ場所 右を向き 左を向いた
たったそれだけのこと でも表情は 違います
面白いですね 見る位置 立場によって ものが異なって見えます
現在 月は 朝 姿を現し 夜 陽が落ちて暫くすると20時過ぎに
消えてゆきます(関西地方では)

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