蝉の声が日に日に小さな声に・・・
三好達治の詩ではないが ネジが切れ
はじめてきたのかな(8月19日記)
待ち焦がれている秋の足音が 近くに
暑い陽射しの中にも吹く風は 爽やか
この春 もう何ヶ月前でしょうか
忘れるほど 遠い昔のことのように思
える4月末 やがて初夏の風が薫る頃
バスケットのパターンを縫い上げて
タペストリーに そしてキルトの
デザインをやっと描き上げた報告を
しました
これからちくちくキルトを・・・・
完成しました 見てください
如何でしょうか
パッチワークキルトは パターン
色 構成によって 同じパターンを
縫い上げても 人それぞれに違った
味が出ます それがまた面白いと
ころで その人なりの個性が出て
きます 更にキルトデザインに
よってもまた格別な味わいが出て
違ってきます
何人かが 同じパターンで一枚の
作品を作り上げて一堂に並べてみる
のも面白いと思います 同じパターンでも その人によって扱い方
構成の仕方 配色と違いますから・・・
いつの時も このパーターンを使って作品にしようと思い立つと
何色をメインにするか その色も濃淡はどう扱うか
この色系とこの色系でしょうと決めれば 布選びが楽しい仕事です
そして型紙をあてて布を裁断 ちくちくと縫い 配置を決め そし
てキルトをします またお気に入りの布を使いたい時は この布を
生かすには パターンは? 或いはサイズは?といろいろ考えます
そこには 夢も希望ものせて事が運びます 縫いながら 或いはキ
ルトをしながら 様々な思いに囚われて 迷い 苦しみ 哀しみ
喜び 時には過ぎし日に想いを馳せ また未来を思い 希望と夢と
入り交じり 日々を重ねて 仕上がってゆきます
布地屋さんを覗けば ふと目についた布 好きな布 それらを見る
ことによって この布で ○○を作ろうと 店頭でイメージが広がり
希望と意欲が沸き上がってきます 馬鹿じゃないのと言われそうで
すが 洋裁の好きな方が 布を見ることによって イメージが湧い
て ワンピースを スカートをと思いを巡らすのと一緒でしょうね
この秋の作品展に展示する予定です 見てくださいね
キルトと布絵との二本立て 作品作りに 今はお尻が ぼうぼう
熱くなって 燃えたぎっています
果たして 作品展に間に合うのでしょうか 暑いと文句は言ってら
れません あれもこれもと急がなければ・・・・
日は 時は 駆け足で過ぎゆきますから
残暑お見舞い申し上げます。素晴らしいブログ拝見いたしました。見事な文章力。日々の出来事が詩的に綴られ、美しい写真とともに、読者に感動と心に安らぎを与えます。ますますお元気でご活躍に拍手。私もブログに今一度挑戦したくなりました。また旅のお話を聞かせてください。
返信削除