朝夕の涼しさ 確実に秋が・・・・
日の暮れるのも速く なにかせわしなく
こうして日は 時は 過ぎ行くのかも
あれもこれもとするべき事に思いを馳せ
速く帰宅した日曜日・・・・・
ほどよい秋の陽ざしにつられるように
ベランダへ・・・・・
ちいさな秋をみつけました
ちいさな秋なのに 折り重なるように
実をつけているムラサキシキブ
もう毎年のように 同じ頃 報告をして
います
庭にあったムラサキシキブ あまりにも
暴れ過ぎて 手を焼き 可哀相だと思いつつゼロにしたはずが
いつのまにか 2階のベランダで あるいは 植木鉢の中で勝手に
育っています それがまた見事に実を稔らせて・・・
秋です〜よと 秋を知らせてくれます
ベランダに置かれたなにかが植えてあった鉢に どっかりと侵入して
います きっと 家主を追い出して 乗っ取りを謀ったのではと思わ
れます 住人はこの式部だけですから すぐ傍のハニーサックルの中
からも顔をだしています もう枝がハニーに絡みついてどうなってい
るのかわからないほど 強いですね 庭の空き鉢にも 何本か顔を
見せています
朝日新聞の花おりおりの本 ムラサキシキブをひもとくと こんな事
が書かれています
〜木では珍しい紫の実を結ぶ 紫式部にゆかりを求め ロマンを感じ
るひともいよう それが残念なことに「源氏物語」には 見られず
紫式部を記念した名でもなさそう〜 なんだか源氏物語の中に登場
するような感じがしますね 思い込みですね まだ続きます
〜江戸時代初期の名は実むらさき 玉むらさき 山むらさき
語源は紫の実が敷つめられた「紫敷き実」か「紫茂実」のようだ〜
と書かれています 玉むらさき なんてロマンチックな名前
江戸時代の人は なかなか粋な人たちが多かったのでは・・・・・
粋 を大切にして暮らしていたのかも すべてに粋がって・・・
まあ〜 何はともあれ なんの手入れもせず ベランダの隅に放置
されたまま それでも負けることなく 落ち込みもせずムラサキの
小粒な実を稔らせて 秋ですよ〜と声を掛けてくれます
大切にしないといけないのかも
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