2014年1月16日木曜日

燃えたぎる夕陽









夕刻の5時を回った頃 外出の帰り下車駅で降り立つと見事な夕焼け
天使が走り きらめいている
まだ 山の端に落ちるには間がある 急いで堤防まで走ろうか
川面に映ゆる光景は こころ揺さぶられ立ち尽くすであろう
だが 日が陰り始めたせいなのか 寒気の流れが降りてきたのか
昼間から比べると 急激に冷たい風が吹き 冷気が彷徨い始めている
否 堤防へは・・・体がつかれすぎている 走る勇気が失せている
とりあえずは ホームの端まで移動しよう
まだ間に合うから堤防へ駆け上がる ホームでいいではないか と
心の中でせめぎ合う
夕焼けを見るだけ カメラに収めたいだけ たったそれだけのことで
右に左に揺らぐ
午後早くから出掛けた 西宮の久寿川まで来月開く予定になっている
作品展の打ち合わせに 細かいことを打ち合わせ その足で宝塚へ
逆瀬川まで・・・友が古民家を改装 ギャラリー・カフェをオープン
そこを尋ねて・・・運悪く定休日 お店もギャラリーも観ることが
出来なかったが 友に会うことは出来て話は弾み そして更に一緒に
ジョイントする彼女の子どもを保育所へ迎えに・・・・・
ほとほと疲れて・・・・・気持ちは充実してルンルンなれど 身体は
重い ああ〜これが年をとると言うことかと実感しつつ帰途に・・・
そして目の前に広がった夕焼け こころを焼き尽くすかのように燃え
たぎっている 天使も忙しそうに行き来してる様子・・・・・
こころは燃え立ちても 堤防まで走る そして駆け上がる力は失せて
ホームの端っこで・・・・・・
すごい すごい 何もかもにこのように燃えたちたならば・・・・・
もっと もっと作品創りに 他のこと全てに力が・・・・・
そこまで燃やしてしまえば なにもなくなるかもと思うけれど・・・
でもなにかが創りたい この手で産み出したい・・・・・儚い望みか
若い日 恋をしていた日 これほどに燃えた恋だっただろうか
もう過ぎてしまったこと あの時 あの日 もっと燃えていたならば
人生代わりゆきたか? 違う道に進んだか 否 涙の日々だったか・
陽は落ちて 今はお月様が輝いている冷たく でも優しい光りを・・
満月・・・・・なにか月に願いをかけようか
どんどん冷えてきた様子 月の光も冴え渡っていることでしょう
あしたは冷たい日なのかも・・・・・

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