2014年1月26日日曜日

冷たい風が吹きつけて・・・・・

 

        遠い見も知らずの果てから
          山の端(は)から
        ゆきが 静かに降りてくる

          暖かい家々に
            窓辺に
          話しかけるように
            ゆきが舞う

          時には 青に紫にと
        オーロラのような輝きを見せ
            ゆきは舞う

        やがて 冬も終わりに近づく
        名残を 惜しむかのように
          昨日も 今日も
           しんしんと
           ゆきが舞う


午後から吹きすさぶ冷たい風 
冷たいどころではない 唯 冷たい風 冷たい空気 大地
耳を震わせ 頬を針さすが如く痛みつけ 髪は頭上で踊り狂う
きのうの暖かさは なんだったけ
夢か幻かと思わせる
今冬 一番の冷えようか
手袋をさしていても 容赦なく襲いかかる
山を 雪山を 雪原を 踊り流れてきた風は 身も心をも打ち付ける
ああ〜 きのうまでの 暖かさは なんだったけ
何処へ雲隠れしたのやら
鬼ごっこしてる間はないから 出ておいで 暖かい風よ

久し振りに浴びる冷たき木枯らしは 身を貫き通して 震える
もうしばらくの辛抱か 今までが暖かすぎたのかも
ありとあらゆる生きとし生きるものが 春を待ちわびて耐える時期
この先に明るい暖かな希望が待っている 希望の春が・・・・

写真は 布絵作品「晩冬」 久し振りに作品を・・・アップ

0 件のコメント:

コメントを投稿