2014年3月8日土曜日

ぐりとぐら展〜生誕50年記念


たった12時間の旅 住屋を離れた時間が12時間
何処へ旅したのでしょう
早起きして嬉々として出掛けましたが 疲れました
もうなにもしたくない 動くのもいや と言うほど疲れています
わずかな時間なれど 見聞きして 思った事が山ほど 何回も
ここに書くことが出来るほど
今日の思いはなにを書くかなと 思い悩む事もないほどに山積みです
一度には書けません 少しずつ出し惜しみするとして・・・・・
東京へ参りました 寒い 気温が低いとの予報を信じて 一枚余分に
身を包み込んで けれど 穏やかで暖かく 風が木の葉を揺らすこと
もなく その天候の恵みに思わず感謝の言葉が口からこぼれでる
なんとついている 昨日まで寒くて風も強かったそうだから
新幹線のなかから見る富士山 いつ見ても美しい 真っ白に染まって
心引き寄せられる やはり日本のシンボル 

 息子と落ち合って銀座へそして
もうひとりの息子と出会い
我が息子二人と息子の友人と
四人での私の旅が始まる
まずは「ぐりとぐら展」へ
ぐりとぐら生誕50周年記念展
我が息子二人も ぐりとぐらと
共に育ってきた
いつの時も傍らにあり 長男は
読み物の本に最初に接したのが
なんと「いやいやえん」
ぐりとぐらの原点でもある本
ぐりとぐらの作者によるお話の本 チューリップ保育園のお話し
その本の挿絵のなかにも ぐりとぐらがいた
懐かしい思いで 当時を振り返りながらの鑑賞
息の長い本 そして次から次へ生まれて何冊かの絵本
ぐりとぐらのおきゃくさま かいすいよく えんそく どれも楽しく
何度 読んであげたことか 文章まで言葉のフレーズまでが甦って
ふつふつと頭に浮かんできます リズム感にあふれる文章
それが余計に心にしみ込むのでしょう
子どもにもすぐ馴染む言葉
おりょうりすること たべること ぐりぐら・・・・・・
長男が幼稚園に入園する時 絵本袋を持ってくるようにとサイズと色
が指定され おまけに手作りで子どもにすぐ解る目印を との指示が
あり息子と相談した結果 ぐりとぐらを刺繍したのを覚えています
まだどこかにその袋があるはずです
子どもの大人気であるはずですから 子どもも沢山来ていましたが
なんと言っても大人が多いのに驚きました
初老の方 老人の方 子育てが終わりかけぐらいな方 子どもの数
より多くみられたのは 懐かしさも手伝っているのでしょうか
入場制限があり 会場は8階なのに5階から並んでと言う始末
皆さん辛抱強く待たれて・・・・・
会場の雰囲気は まるで絵本の世界に飛び込んだといよりは入り込み
ぐりたちと一緒になって本の世界でひととき遊ぶことが 浸ることが
出来るレイアウトの仕方 すっかり子どもに還って・・・・・
子どもも喜んでぐるぐると浸っていたようで 子どもにとっては
良かったのでは・・・・・・
大人でも一瞬 絵本の世界に引きづり込まれましたもの
原画は170点ほど展示されていましたが 宮城県立美術館の所蔵の
ものばかり
何年も前 宮城県仙台市で 手作りのアート作品展があり 出品の
依頼があり 作品を展示しました その折り 仙台まででかけて
偶然 宮城県立美術館で「絵本原画展」が開催されていたのに出会い
飛んで行ってみました その時なんと 東北の美術館が原画を 絵本
の原画を所蔵していることを知り 驚きでした
その時 見た作品に再び出会うことができ 出会いの道をつけられた
ことに感謝あるのみです
東北の震災の時 仙台も大変な被害にあいしかも津波も大変だったの
に 原画が 守られていたことに安堵と共にホッとしましたと同時に
嬉しかったこと
さあ〜童心に還りきって その後の旅は また
写真上は会場前の看板 下は 赤い本が 図録 卵の形をした入場券
そうです ぐりとぐらのはじめは 大きな卵を 森の中で見つけて
卵を運ぶことが出来ないのでフライパンや粉などを持っていき 森の
なかで焼き その匂いにつられて集まった大勢の動物たちと分け合い
仲良くいただき 卵の殻は車にして・・・・・
卵の入場券 しゃれてますよね 
来年の4月の半ばから 伊丹市立美術館 で開催されます
皆さん童心に還るのも若返りのひとつかも
ごらんになることをお薦めします 来年のことですが・・・・

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