2014年4月11日金曜日

姫リンゴの花が・・・・




今日も冷たい風が吹き 寒いと嘆く
春爛漫と言えども冷たいのは解っている
けれど いつまでたってもぽかぽかの
温もりがない
温もった縁先で思いっきり背伸びをし
猫は気持ちよくお昼寝を・・・・
こんな情景は昔のものだったのか
緑がむせかえるように芽吹き茂り始める
と 暑い夏が始まる・・・・
汗がしたたり落ちる夏が・・・・・
そして来る湿気を含みすぎた季節が
そんな苦情を述べ連ねていると 日々は
あっと言う間に過ぎ行くかも あらっ!もう秋なのと・・・・・
今年も季節は巡ってきました 当たり前でしょうと言われそうですが
いつも通る道 お店屋さんの前にで〜んと居座る「姫リンゴの木」
一年を通して心に留め 気にかけ時にはしげしげと眺めて 話しかけ
巡り巡って今年も見事の花付き すごいでしょう
ここにこの花たちが 終われば実に熟していく 薄紅の実がたわわに
茂る ああ〜いいなあ〜 心奪われ よそ様の花木なのに いつも
花は実は 微笑んで話かけてくる
リンゴの木とおしゃべりを交わして 又ねと・・・・・
時には お店の主人とも気軽に話を交わし・・・・いつも筆で交配を
させるとか 初めて出会った時は もう少し小さくそれも可能だった
であろうが 今は成長著しく花も多く交配の手助けは至難の業のはず
でもいい花ですね
我が家にもあります 毎年 今頃ここに書き連ねています
まだここまで花は開いていません 明日にでもカメラを向けるとして

姫リンゴの花言葉 「選ばれし恋」だそうです
選ばれた恋とは どんな恋のことを指すのでしょう
なによりも 島崎藤村の詩を思い出します
  まだあげそめし前髪の 林檎のもとにみえしとき
  前にさしたる花櫛の  花ある君と思いけり
林檎の花を見詰めて 透けて見えるものがある
心に響いて 心を優しく包み込んで
それでいて 思いっきり心 揺さぶり 花の香りは 消えゆく
なにを話しかけ なにゆえ心の扉を叩くのか

ああ〜 林檎の花咲く時に 林檎畑を歩いてみたい
りごの花に包まれて 林檎の木の下を彷徨いたい
りんごの精と共に・・・・・
なにかかが得られるのか 夢なのか それとも安らぎなのか
薄紅色の蕾は 花 開けば真っ白 純白 無垢 美しいです

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